[No.185]
赤塚不二夫と七人の侍
投稿者:男爵
投稿日:2013/09/13(Fri) 08:19
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これも忘れないうちに書いておきましょう、。
赤塚不二夫と「七人の侍」
神様として尊敬する手塚治虫から、いい音楽を聞くこと、いい映画を見ることと
言われて、それを実行したトキワ荘の若者たち。
だから、赤塚不二夫もよく映画を見た。
赤塚不二夫は「七人の侍」から影響を受けた。
赤塚不二夫は愛猫家。飼い猫の菊千代は、七人の侍の登場人物の名前からとったわけです。
赤塚不二夫の漫画のキャラクターのひとりに「べし」というのがある。
大胆なデフォルメがされておりわかり辛いが、蛙である。
名前の由来は「七人の侍」に登場する村の長老の台詞「やるべし」からとったという。
http://www.koredeiinoda.net/faq/q47.html
「天才バカボン」のパパのセリフ
「これでいいのだ」は
「...なのだ」という言い方を
「七人の侍」で三船敏郎が
「夜は寝る(眠る?)のだ」というセリフからもらったという。
おまけ
ココロのボス
人間なのか?タヌキなのか?
http://www.koredeiinoda.net/manga/s_kokoronobosu.html
「○○のココロ」
というセリフは
売れっ子になった赤塚不二夫が
連日連夜飲みに行った新宿のとある居酒屋で
一日中働いて疲れた中国人のオジサンが
一杯のお酒を「おいしいのココロ」と言いながら
楽しそうに飲む姿を見て思いついたという。
楽しいのココロ 悲しいのココロ くやしいのココロ
日本語としてはどこか変だが、意味は十分通じる。
我々の外国語会話も、この程度でよいから
コミュニケーションがはかれれば十分と思う。
文法が多少間違っていても通じればよい。
まず、会話はそこから。