[No.648]
小島の春
投稿者:男爵
投稿日:2013/10/23(Wed) 10:02
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小島(こじま)の春(1940)
在宅らい病(ハンセン病)患者を国立療養所に収容する旅を記録した小川正子の同名手記を、八木保太郎が脚色し豊田四郎が監督した。
高峰秀子に強い影響を与えたという杉村春子の熱演や、戦前の瀬戸内海の美しい風景を切り取った映像など、高い評価を受けた。
しかしその反面、らい病の誤った知識を描いていることから、批判も多い。
ということがネットの某サイトに書かれているが
当時のことを考えると、いまの常識で批判するのは妥当ではないだろう。
おそろしい不治の病と思われていた。
いまはよい治療薬もあるが、当時としては
この映画にあるようなことが最高の対応であったのだろうと思う。
もっとも、それは時代とともに社会情勢も変わるから
いつまでも、この映画の状態のままではいけないのであるが。