[No.395]
Re: 四季の食生活(島根県)
投稿者:男爵
投稿日:2014/03/31(Mon) 06:13
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夏子さん、みなさん
ひろい読みです。
石見山間の食
大根飯 秋から冬の間
大根はささ切り(小さい短冊切り)、熱湯でゆで、ざるに上げて水分を切っておく。
麦飯の煮え上がったときに入れ、塩を少々ふって蒸らす。食べる時むよくかき混ぜる。
熱いうちに食べるとおいしいが、冷たくなるとまずくなる。
りょうぼ飯
りょうぼは新芽をとってきて、いったんゆでて乾かしておき、りょうぼ飯を炊きたいときに出して使う。
乾燥したりょうぼはさっと湯を通して小さくきざみ、米に混ぜ、塩をふって炊きあげる。
りょうぼ? タラの芽みたいなものなのだろうか
http://h-tourism.com/shoku_saijiki/kyodo_haru/sannsairyouri.html
リョウブ あるいは リョウボ これでした。
http://isshinbo.jugem.jp/?eid=49
とり飯
猟がはじまると男たちが山鳥やキジ、ウサギを撃ってくるので、よくとり飯をつくる。
羽や内臓などをきれいに処理するのは男たちの役目で、食べるばかりにしてくれる。
骨と身をはずし、身を小さく切る。ごぼう、にんじん、油揚げを小さく切る。肉と野菜は別なべでよく炒め、醤油、酒を入れて味をつける。
この具を炊きたての白米に混ぜて、食べる。
ウサギも鳥の仲間として、数える時は何羽というのだ。