和食を語る 
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[No.441] Re: 玄米ご飯 投稿者:まや  投稿日:2014/04/05(Sat) 10:19
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男爵さん

> > 私の子供時代は玄米ご飯でした。
> >
> > 高圧釜で炊いていました。
> > 昨今の高圧釜よりもずっと圧力が高くあがる高圧釜で、メモリを調節する
> > ようになっていました。
>
> そうでしたか。
> 玄米はかたいから噛むのがたいへんで
> 高圧釜でないと、普通の釜で炊いた玄米を食べるなら、食事に時間がかかると
> ある本に書いてありました。(消化にも悪いみたい)

 玄米ご飯は玄米ご飯でもモノが違うのです。
 私が食べて育った「玄米ご飯」は今となっては夢のまた夢。
 第一、玄米を炊く高圧釜がないのです。

 母が私のうちに来るようになったとき「玄米ご飯が食べたいね」という話に
なり、持っていた高圧釜で玄米を炊きました。ところが・・・ダメなんです。

 ダメな原因は高圧釜・・・最近の高圧釜は1キロまでしか圧力がかからない
のです。危険防止のために生産していないとか・・・探し回りました。そして、
ようやく1.3キロの圧力がかかる高圧釜を見つけました。

 これでも圧力が弱いくらい・・・それでも何とか希望に近い玄米ご飯を炊く
ことができて、母も私もにっこり。ところがパッキングがすぐにダメになるの
です。何度かトライして、何度もパッキングを取り寄せました。

 そして結局、希望するような高圧釜がないし、度々パッキングを変えるのは
高価につく、という理由で、残念ながら子供時代に食べた玄米ご飯の復元を諦
めました。

「玄米ご飯」と言っても、その味はもう誰にもわかってもらえないでしょう。

 旧日本軍と玄米食のことはいろいろに聞いていますが、本当のところは私に
はわかりません。でも、父が高圧釜を自宅に持ち込んだのは昭和初期・・・私
が幼稚園のときにはもう玄米ご飯を食べていたと思います。

 我が家の「高圧釜」は母が近所の人とおしゃべりしていて時間を忘れ、破裂
させてしまったのです。台所に誰もいなくて、けが人はいませんでしたが・・・
中の大豆が台所の天井から壁一面へと飛んでいました。

 父は一緒に高圧釜を購入したと思われる友人知人の間を「高圧釜」探しにか
けまわったようですが、その後の我が家は高圧釜なしでしたから、誰ももって
いなかったのか使っていたのか・・・その後の我が家は高圧釜なしでした。

 というわけで、その高圧釜で炊いた玄米の味の復元はできないままです。

まや


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