画像サイズ: 422×316 (26kB) | まやさん、千葉の子猿さん & みなさん、こんにちは! > 向田邦子の「父の詫び状」を読んでいます。 > > 彼女の父親は保険会社の鹿児島支店長になったので、一家は鹿児島に引っ越しした。 > 向田邦子は小学三年生の時だった。 > 一家はさつま揚げに夢中になった。 > 土地の人たちはさつま揚げとは言わず、「つけ揚げ」と言った。シッチャゲという言い方をする人もいた。一個一銭だった。
向田邦子が、錦江湾の磯浜で「じゃんぼ」を食べたことを書いています。
「じゃんぼ」は醤油味のたれをからめた軟らかい餅です。 ひと口大の餅に、割り箸を二つ折りにしたような箸が二本刺してあります。
両棒つまり「リャン棒」がなまって「じゃんぼ」になったと父が教えてくれます。
母親も「じゃんぼ」が好きで、鹿児島にいる時はよく諫浜に出かけて、貸席のようなところで、父はビールを飲み、母と子供たちは大皿いっぱいの「じゃんぼ」を食べたそうです。
私も鹿児島に行った時、食べたことがあります。 ぢゃんぼ餅となっていましたが。 写真のビールのそばにあるのがそれです。 |