みなさん、こんにちは。
ガイドブックの良書に出会いましたので、推薦します(^o^)/
「iPad で65歳からの毎日を 10倍愉しくする 私の方法」
牧壮・・まきたけし著・明日香出版 2014,11,23初版・1500円(税別)
図書館から借りた本で、期待せずに読んだのです。初めの頃は、著者は、103歳の 日野原先生がフェイスブックを立ち上げられるお手伝いをされ、世間から100歳の 老人が、と感嘆された、というもので、準備万端を整えて貰え、おそらくは、操作に 行き詰れば、傍の人がすぐに手伝うのだろう、それなら、頭脳明晰な先生なら簡単で、 自慢するほどでは無かろう、と反発さえ感じました(^^ゞ
日ごろ、ほんのちょっとした操作につまずいて、途方にくれたりすることの多い私の やっかみというものでしょう(^^ゞ
ところが、反発したのは、冒頭のその部分だけで、あとは読むほどに、うーむ、これは 高齢者、それも、iPad や、iPhoneの初心者には、非常に役に立つ名著だと思えて 来たのです(^o^)/
「音声入力」のことも、この本に書いてあって、試したくなったものです。 手順も書いてありますが、細かい手順が分からなくなると、ネットでググって解決(^o^)v それができる程度の初心者ではあります。
この本が、他の一般ガイドと違うところは、読み物になっているところかな。 私は、iPad miniでもiPhoneでも、買うとすぐに、それらに直結した参考書を買うのですが、 活用しているとは言い難く、ちょっとは見るが、ほとんどほったらかし状態。本はいつまでも 新品状態を保っている有様(^^ゞ
ところが、この本は違うのです。シニア生活に役立ちそうなふさわしいアプリの紹介が、 興味をそそるように書かれているのです。
ご本人が1936年生のシニアでもあり、また、今まで多くのシニアのICTの手助けを してこられた実践から生まれた本だからでしょう。
我が家に今まであった案内本は、若い人の書かれた、できることが羅列された、どっちかと 言えば、理系著者のマニュアル本だったのではないかと思えてきました。
この牧氏の本は、羅列的ではなく、高齢者の役に立つ、高齢者が楽しめそうなアプリを ピックアップして紹介してくれているのです。
しかも、縦書き!! 横書きの本は、私の場合、本質的に拒否反応が出るみたい(^^ゞ
もっとも興味深かったのは、第2章で、お役立ちアプリの紹介で、音声入力もここで 知りました(^o^)v 慣れたら、これは便利そうです。
また、ホームボタンを長押しするとシリで音声入力ができますが、私はあれを単なる 遊びのように思っていたのです。ところが、あれも優れた実用であることが、この本に よって判明。
今、最も習熟したいと思うアプリは「メモ」です。便利そうです(^o^)v メモをいじっていたら 絵まで描けてしまいました。それも線が滑らかで、これって、私にも傑作が描けるかも! と 思えたくらいです(無理無理(^^ゞ)
「メモ」に似たアプリに「Evernote」(エバーノート)というのがあって、 ワードやエクセルで作られた書類のみならず、インターネットから得たweb情報・写真・ 音声など、何でも取り込めて、タグで簡単に管理できるとか・・・私にはまだちょっと 手が届かないアプリですが、著者は、シニアにとって最も頼りになるアプリの一つ、と 言っておられます。
読んでいるうちにワクワクし、世界が広がった気さえします。 これは、ぜひ身近に置いておきたいと、読書半ばで早々と本屋さんに注文してしまいました(^^ゞ
あ、そうそう、初心者に役に立つ本と言いましたが、ベテランにも、初心者を教える ボランティアとして役に立ちそうです(^o^)/ メロウにも大勢いらっしゃいますよね。 夏子
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