これからのシニアは、外出するときにガラケーを持って出ることは「義務」だという人もいます。 本人の安全のためにも、周囲の人の安心のために必要なものだからということです。
しかし、スマホ、タブレットについては、その方のライフスタイルに合わせて 「持ってもよし」「持たなくてもよし」と思います。
でも、メロウ倶楽部が、なぜ、期間限定の会議室で再度「スマホ・タブレット・ガラケー」を 取り上げさせていただいたかということのなかには 「世の中が変わりつつあるので、それを知っておく必要がある」と いう意味もあるのです。
いま「スマホ・ネイティブ」という人達が増えているんだそうです。 パソコンなどは少なくとも個人としては持っていない、使っていない。 単身者だったりすると、家には「パソコン」はおろか「テレビ」も「固定電話」もない。 ご本人にとってスマホが唯一の情報機器という方です。
そういう方が、将来は、メロウ倶楽部へ入会されるかもしれないのです。 また、我々シニアが若い方々へ向けて情報発信するときも 「スマホだけのデジタルライフ」がどんなものかを知っていたほうがいいと思うからです。
私も出かけた先で小型のスマホであちこちのサイトをみることがありますが、見え方が違います。 パソコンの画面で「素晴らしい」と感じるパノラマ写真も、100人近くの集合写真も名刺大のサイズで見ると迫力に欠けます。 長い文章は読む気がしなくなりますし、ましてや書き込む気もなくなります。
パソコン・ライフとスマホライフは違うのだなとつくづく思うのです。
まして、ウエアラブルの時計型のデジタル機器などですと、メールの返信も「はい」「いいえ」「あとで」程度になってくるのでしょうね。
自分が使うか、使わないかは別として、この会議室で そういうデジタル社会の将来をご一緒に考えていければいいなと思っています。
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