レバさし 同じ物を食べても 抵抗力の少ない子どもやお年寄りは危険なことがあります。
中国では長い経験から、ナマモノや冷たいものは避ける傾向があります。 みんな温めてから食べる。 それはそれなりに体を守る智慧なのですが...
しかし あまりやり過ぎると滑稽になってしまいます。
強迫神経症というのがあります。 何度も石鹸で手を洗う子どもの話を昔小学校の先生から聞いたことがあります。 しかし、考えてみるとトイレのドアをさわった手は石鹸で洗わないと落ち着かないという気持ちは理解できます。 だんだんそれがこうじてくると、石鹸で洗ったが,その手をふくタオルもはたして清潔なのか気になって別の新しいタオルを使いたくなる。なんてことになると問題ですが。
かの泉鏡花は強迫神経症だったようで お茶でもお酒でも飲むときには、目の前でぐらぐらいわせなければ安心できなかったそうです。 それで旅行するときでも、簡単な湯沸かしセットを持参して,汽車の中でもそれを使って熱いお茶を飲んでいたそうです。(昔は魔法瓶などないから)
泉鏡花の他にも 森鴎外も細菌学を修めたから、極度の潔癖症だったそうです。 野菜や果物も生では食べず、煮るか焼くかしたという。 鴎外の好物、煮た果物。
だから,饅頭は茶漬けにしたそうです。
あんまり知識があると幸せにならない。
ということで話題提供でした。 なにごともほどほどに。
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