私は現在73歳で三人の息子がいます。 長男は47歳で三男は39歳です。 三人のうち結婚している者は誰もいません。 この息子たちに結婚問題を話しかけても忌避されるだけで会話が成り立ちません。 ある時24歳くらいの若者と会話する機会があり結婚観を聞いたところ、将来に何の希望も持てない現状で結婚することは出費と負担の増大による落ち目の始まりだと言うのです。 私と同じ年代の人たちに話を聞いても、年金制度と社会福祉制度にどっぷり浸かり、現在の社会が抱える問題点を無視し、憲法によって保証された権利の上に漫然と生きているようにしか見えません。問題の先送りだけでは何も解決できません。
福祉制度や年金制度は国が借金によって維持している制度です。 この借金は将来私たちの子孫が負担しなければいけないものです。
一般家庭でこどもに借金をさせて親が贅沢な生活をしていたら、子供から見放されます。 ところが、国家的規模で理不尽な政策を継続していても誰も問題視していません。 こんな現在の社会を作り上げた責任は私たちシニア世代にあるのではないかと思っています。
若者とシニアに希望の持てる社会の創出に寄与できる生き方をご教授くださいますよう識者のご意見をお願い申し上げます。 ただ、政治が悪いからと政治家の責任に原因を求める発言はお断りです。
少子高齢化の中で地方は燃え尽き寸前です。 ローマ帝国の二の舞だけはさけたい。 なんとかしなくてはいけない。ただそれだけです。
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