[掲示板へもどる]
一括表示

[No.1689] 心ない人のしわざ 投稿者:ポテト  投稿日:2005/01/25(Tue) 08:26
[関連記事

外来種の魚ブラックバスとブルーギルが
日本全国の湖沼にはびこっています。
そのため、日本に昔からいる魚がどんどん減っています。
国立科学博物館から送られてくる会報を見ていたら
付属自然植物園の中にある池にブラックバスとブルーギルが
発見されて、せっかく飼っていた他の種類の魚が激減しているのが
わかったそうです。
それは大変と、池の水を抜いて、ブラックバスとブルーギル退治
をしたのですが、底の小石の中に小さい魚が隠れているらしく
翌年になると、また姿を表す。
ということで数年かけて人手はかかるは、予算はかかるは
時間がついやされるはで、かなり苦労して
昔の自然植物園の雰囲気が戻ってきたそうです。
メダカは水面の上の方に棲んでいるため、あまり被害を受けなかったとか。

外来種が日本の在来種に影響を与えるのはほかにもあります。
たとえば、アメリカザリガニはニホンザリガニを絶滅の危機に追い
やってしまいましたが、昔からいるので外来種という印象は弱いです。
最近では通称ミドリガメという、よくお祭りの屋台で売っていたりする
ミシシッピアカミミガメが帰化して増えているようです。
子供のころは緑色で可愛いのですが、成長すると普通のカメの色に
なってしまいます。そうしてペットとして飼っていたのが大きくなった
のを放してしまって、それが増えたのが帰化の原因です。
ペットを放すと言うのは何気ないことのようで大変なことです。
絶対止めましょう。


[No.1690] Re: 心ない人のしわざ 投稿者:なごやか  投稿日:2005/01/25(Tue) 15:59
[関連記事

ポテトさん こんにちは

先日の報道では、ブラックバスの一種オオクチバスについて、指定に関
する議論を半年間先送りする方針を転換し、6月の外来生物法施行時か
ら適用される指定第1陣のリストに盛り込むことを決めた。とありま
した。
でも、今大人気の釣りブームの中心になっているブラックバスが法適用
の対象になっては大変と、釣具業界が猛反発してるようです。

外来種によって日本の在来種が駆逐されるのは植物でも同じようで、防
がなければいけないでしょうし、一方では人間が変わっていくように動
植物も自然に変化するのも、自然なような気もしますが・・・
難しい問題ですね。


なごやか