そうだ。今夜のBS2は、N響の第九。これは録画しておこうーーーと思ってチャンネルを合わせると「視聴料の公平な負担のためにーーー」というような「お知らせ」が出てきました。この文言はテレビ画面の四半分以上を占め、アシュケナージさんのお顔にもかぶさります。そして、番組が終わるまで消えることはありませんでした。 これでは、録画どころではありません。こういう知識に疎い私は大慌て。
ええっ。だって。なぜっ。 聴視料についていえば、半年前に、ここに引っ越してきたときに、なんと引越し荷物より先にNHKの集金人さんが見えて払わされているのです。彼は名誉ある我が家の第一番の訪問者だったのです。
さっそく、NHKのサイトで調べてみますと、何でも「B−CAS」カードの番号を登録すれば消してつかわす」とのことでした。
そのサイトから、住所、氏名、などを登録すると、メールが来て「手続きが終了するには、数日かかることがある」とありました。 四日たっても消してもらえないので、今度はケータイから申し込みしまた。ここでの、音声応答でのやりとりの末、やっとはがれて、まともに画面が見られるようになりました。 「B−CASの登録」をしていないと「聴視料を払っている人と認められない」ということを迂闊にも知らなかったのです。
でも、どうしてNHKの側から、自動的に、警告文を貼り付けたり、はがしたりできるのが、この方面に暗い私には不思議です。そしてちょっと不気味です。
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