先日東証で、一株61万円で売るところ、誤って1円で61万株の売り注文をだしてしまった、大ポカ事件がありましたが、所変わって、ヨーロッパはイタリアのコモでは、つい先だって、いつも小額の掛け金でスクラッチくじの当たりを楽しんでいた中年の婦人が、てっきり500ユーロが当たったと思い込んで、なじみのタバコ屋へ行ったところ、これが5は5でも500ユーロどこしじゃない、滅多に出ない大当たりで、実は50万ユーロだったという、丁度時季からいえば、特大のクリスマスプレゼントにでもなりそうな羨ましいお話があったそうで。
本人はいわれるまで気づかず、店の親父が何度も何度も噛んで含めるように云って聞かせて、やっと納得した模様。いつもの掛け金はせいぜい10〜20ユーロ、ところがこの時はさらにケチって、たったの5ユーロしか買わなかった。「500ユーロ、当たったの、取り替えて頂戴ね」「冗談言わないでよ奥さん、あなたの当たりはその千倍の500,000ユーロですよ」「うそうそ、またあたしを担いで笑い紋にしたいんでしょ」といった会話があの美しい湖のあるコモの街角で、のんびりと交わされたそうです。
.........世界の中のニッポン、ニッポンの中のあっし。...
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