この度、オーストリアのグラーツで発見されたトリネコは、今までと違って、急速にトリインフルエンザの足音の近づいたことを知らせる、画期的な発見だ。
というのは、最初期のトリネコ(いずれも死骸で発見)と違い、今度感染を疑われ、病院に収容された一匹のネコは、トリインフルエンザ菌に対し陽性でありながら、何らの症状も示していなかったからである。
ということは、健康なネコが、致死的な病菌を振りまいて歩くケースが、これからも起こりうるということになる。某紙は、今回の事件を受けて、WHO(世界保健機構)の専門家は、文字通り『冷水を浴びせられた思い』をした、と表現している。
今後は、より慎重にH5N1の変異を見守って行かなければならないのではないか。 《とうしろ、トリインフル・ウォッチャー》
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