今や PASS PORT は全国民の半分が所持する時代です。
先日来問題にされて居る個人情報保護法に係る問題の一部は之を 常時懐中にする事で解決されそうに思われます。
それに所謂不法滞在外国人の摘発も此の書類にて即決が出来る筈。
所がドッコイ之が一向に効果を顕して居ない。 何故か?証明!
実は十年近く前の事。 所謂PEN PALで連絡して居たネパール の青年からの懇請で、外務省と強ネゴの末に漸く彼が来日出来ました。 彼の来日目的は日本語学校に入学して彼の地の仏教施設で勉強 した日本語をポリッシュしたいとの事。
大阪空港に出迎える時、線友AKIRAさんが態々案内して呉れました。 待つ間にAKIRAさんが変蝠さん呼び出しがあるよとの御注意。
行って視ると入管の尋問室。本人は見えないが貴方の保証したネパ ール人が僅か30弗しか所持して居ないので入国許可出来ないとの事。
保証するかとの事でOKすると半か月の期限付で連れ帰れた。 同行の残り二人は次便で即送還。
東京見物中に新宿で五万円のカメラを立替買された。 本国の家族 写真など見せられると結構な名家らしいし、ワイフはフランス銀行 に勤務である。
十日程滞在した頃、暫く外泊、やがて同国人の友人と二人で来宅し 約束の故PCを持ち出してサンクスも言わずに退去。 アレヨあれよ。
入関で期限付きだから出関でチェックされると思ったら大間違い。 両者に連絡組織も無くパスポートに期限記載も無いらしい。
これでは不法滞在外人の増大も当然。此の国チョッと変? 嗚呼!
|