内外の新聞がみな、プローディの勝ちを認めているし、票の見直しの結果も大した変化がなかったのに、約1名だけが相変わらず、頑張っている。こうなると、なにか、こっけいな感じすらする。あっしは、つい、ブラジルの勝ち組を思い出してしまった。
粘っているうちに、政治の空白が長く続くのは、国益に反する、先方が連立内閣で行こう、というのであれば、素直にそれを受ければいいじゃないか、そんな声が起こるのを待っているのではないか。
そして、連立になれば、あの手この手を使って、イニシアティヴをとるつもり。そんなベルルスコーニの策略が言葉の端はしに、見え隠れする。それを読んでいるから、プロディーも、おいそれと安易な妥協はしないと思う。
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