カイマンワニこと、イタリアのベルルスコーニは最後の力を振り絞って妨害した様子だが、議長は上下両院とも中道左派の手に納まった模様(下院、フランコ・マリーニ、アクイラ生まれ、父は工場労働者、大学で法律を専攻し、Cisl(イタリア労働者組合同盟)入り、オリーブの木のマルゲリータに所属、上院ファウスト・ベルティノッティ、1940年ミラーノ生まれの66歳、父は鉄道員)。ベルルスコーニ首相は、ついに5月2日の火曜日、辞職することがほぼ決まった。
音楽家のベ首相のこと、辞めてもまだ、ミラノ座辺りで、朝から晩まで、「引かれ者の小唄」を大音量で歌うかもしれないが…。(-_-;)*因みに、プローディ率いる連合(ウニオーネ)の内、中核の「オリーブの木」は、次の10党で構成されている。「左翼民主主義者」「マルゲリータ=民主主義と自由」「欧州民主主義者連合」「緑の連盟」「イタリア民主社会主義者」「イタリア共産主義者党」「欧州共和主義者運動」「再建共産党」「価値あるイタリア」「急進等」それに「南チロル人民党」や「年金党」など4つの周辺勢力がある。
また、ついでながら、ベ氏の右派連合(自由の木)も寄り合い所帯で、中心の「フォルツァ・イタリア」「国民同盟」「キリスト教民主・中道連合」「北部同盟」「新イタリア社会党」「イタリア共和党」その他、例のムッソーリーニさんの「社会オールタナティヴ」を始め3小勢力がある。
以上、政党名については『やそだ総研』HPの記事を参考にした。記して謝意を表する次第。
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