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[No.2445] ひいおじいチャンピの後釜は? 投稿者:   投稿日:2006/05/08(Mon) 23:17
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チャンピ氏は、マスコミに対し、もう一度この重責を負うには、私はもう歳を取り過ぎている。それは多分国家のためにならないだろう、と述べている。事実上の引退だ。

きょうは次の大統領の選挙投票日だが、投票の方法もなかなか込入っていて三回では決まらぬらしい。ベルルスコーニ陣営も二分され、北部同盟はボッシを推し、自由の家はジャンニ・レッタを推しているようだ。一方、プローディ氏陣営は、最初ダレーマ氏を立てたが、右派に散々攻撃され、ナポリターノ氏に切り替えた様子。

 ナポリターノ氏は、名前の通り、1925年生まれ6月の末に81歳を迎える、ナポリっ子だ。写真で見ても堂々たる体躯の持ち主だし、左派の言い分を聞いても、かなりの大物だと思う。もし、彼が撥ねられた場合、一体プロディー陣営にはまだ、持ち駒があるのだろうか。チョッと心配な気がする。

 しかし1000人もの投票というのは、ちょっと時代遅れではないか。もっと投票方法を簡素化できぬものか。投票するものは総計1010人だが、その内訳は左派陣営が下院347名、上院159名、地方代表が35名の計541名。右派が下院282名、上院155名、地方代表が23名の460名だ。これに、独立2名の、上院終身議員が7名で、総計1010名となる。投票は4回以上になる見込みだ。最初の3回は3分2以上だから、674、4回目以降は過半数だから506票を集めないと、当選出来ない仕組みだ。今日は午後4時から第1回の投票が行われたようだが、新大統領が決まった様子はない。大体一日目で決まった例は少ないらしいが、今回の総選挙のもつれ具合からみても、あっしには何か長引きそうな予感がするのだが。(-_-;)