皆さん 今日は
教育基本法の国会論戦が火花を散らしています、と言うと恰好良いのですが、 なんだか筒袖ひかる「溝板教育論」に現を抜かしていてもっと高尚な、 品格ある教育論が、無いものかと一人嘆いています。
それにしても「愛国心」という言葉をこれほど拘り、弄繰り回した挙句、 与党案:「我が国と郷土を愛する態度を養う」・・・第一条教育の目的に 民主案:「日本を愛する心を涵養する」・・・・・・前文に
与党案なんかふざけている、「我が国」と「郷土」と何処が違うのか? 更に、「愛する態度を養う」と有るが心の問題を態度で教えるのか? 民主案にしても「心を涵養する」とあるが、まどろっこしい! なぜ単純に「愛国心を持つように教育する」とならないのか?
「愛国心」が戦前の「愛国行進曲」とダブって聞える御仁(昭和一桁以前)は、 もうマイノリテーで、過去の残渣を何時までも尻尾にくっつけていては、 この厳しい国際社会に生きていけますまい。
矢張り、心の問題はシンプルでなければ素直に受け入れられないと思う。 深層心理学や道徳的語彙を重ねれば重ねるほど、空々しくなろうと言うもの。 でも、この問題与党と民主党と違いは五十歩百歩、とすると議席数で、 91.5%が愛国心を基本法に盛り込めと言う事になる。 (与党+民主/衆参全議席数:661/722=91.5%)
理屈からすると憲法前文のしょっぱなに「日本国民は、正当に選挙された、 国会における代表者を通じて行動し、・・・・」と有りますから、 国民の9割以上が望んでいる事を、反対し論断している政党・マスコミには、 どうにも組みせない違和感があります。
オリンピックで優勝した荒川選手が国旗を巻いて一周したリンクの晴れ姿を、 故意にカットするような感覚の連中にはっきりと「NO!」を言えるように、 「愛国心」や「親孝行」を、はっきり、すっきり盛り込むべきだと思います。
35斉
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