続きをどうぞ。
では現時点における日本の防衛基本構想はどうなっているのでしょうか?
「平成17年度以降に係わる防衛計画の大綱」(平成16年12月)閣議決定で、 「弾道ミサイル攻撃への対応」項目の中では専守防衛の基本構想の下に、 「弾道ミサイル防衛システムの整備を含む必要な体制を確立することによって、 実効的に対応する・・・」 なんやら訳ワカラン呪文を唱えているが、35斉が読み解くに、
「防衛システムの整備」とは今もっているイージス艦4隻をもっと増やし、 航空警戒管制部隊と、地対空誘導弾部隊の増強と読み替える。 「必要な体制」とは一旦緩急有る場合は日米安保でアメリカが先制攻撃でも、 なんでもして日本の安全の為に北を叩く軍事体制をとってもらう事、 「実効的に対応する」とは以上のことを具体的に計画実施する、と読みました。
発射した北のミサイルを打ち落す確率は100%では有りません。しかもそんな、 物騒なものが今日本に発射されようとしても、発射基地を先制破壊する術は、 今のところ日本単独では出来ません。
だから政府要人は、 「いま不幸にして北朝鮮が日本向けにノドンなど弾道ミサイルを発射しても、 現時点では日本単独で其れを阻止する装備も体制もありません。 憲法に則り専守防衛を尊守するの日本にとっては、 その暴挙を止めさせるには、「日米安保」しか有りません。」
「したがって今は、アメリカの極東安全保障を忠実に守っている日本に対して、 北のミサイルが日本を攻撃した場合、アメリカは断固軍事力で北を潰滅させると、 宣言する事をアメリカに申し入れました。 と同時に何時までもアメリカ頼りでなく自国の国際紛争は自前の自衛隊で、 解決できるよう憲法改正を検討し国民に諮りたい」というべきでは?
35斉
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