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[No.2698] 殺す神有り、救う神あり 投稿者:35斉  投稿日:2006/07/16(Sun) 14:14
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皆さん 今日は

今TVでは、北朝鮮に対する国連決議案の協議の動向について、
声高に報道しています。
夫々の立場は国益の微妙な違いを滲ませて、落しどころを探って、
いるようです。中々素人には分かりにくい。

でも北のミサイル花火事件は何処も実害が出た訳ではありませんが、
中東の紛争はミサイルが炸裂している最中で、とても猶予できません。
第1次中東戦争(1948年〜)・・・・第4次中東戦争(1973年〜)、
そして今回の第5次の紛争は、益々エスカレートしています。

これはそもそも、紀元前932年イスラエル王国建国以来にまで遡る物語です。
何しろ遠因が、紀元75年にエルサレムの第二宮殿をローマ軍に、
破壊されてから世界に離散して行ったユダヤ人達が、2000年に亘る、
執念で祖国を作ろうとしているのですから、ちっとやそっとで収まる訳がない。

ローマ軍に追われ、
ユダヤ教から見れば新興宗教のキリスト教がローマに取り入って国教となり、
庇を貸して母屋を取られた恰好で、キリスト教には攣れなく当たられ、
留守の2000年の間にイスラムのパレスチナ人に空地を占拠され、
最後はヒットラーにゼノサイド(民族鏖)され、

以来「追われ」「当たられ」「占有され」「みなごろし」に遭って2000年、
彷徨える亡国の民の怨念は、仲介者(欧米)も手を焼きとても現代社会の、
智慧では解決できそうもない。

旧約聖書(ヨシェア記)にあるように、神の命令で有れば異教徒ジェノサイドを、
果敢に行うユダヤ民族と、アッラーの道に従うジハード、(異教徒との聖戦)で、
倒れた自爆テロの兵士は緑園(天国)に、永遠に生きるというイスラム民族との、
戦いには、なまじな政治は役立たずか?

キリスト教原理主義者ブッシュを挟んで、アッラーのご加護を受けた、
アッバース大統領と、ヤハウエーのご指示に従うオルメルト首相が、
握手する筈がない、益してや八百万の神を担いだ小泉さんでは、
どうにもなるまい。

「殺す神有り、救う神あり」を信じて見守りたい、   35斉


[No.2701] Re: 殺す神有り、救う神あり 投稿者:   投稿日:2006/07/16(Sun) 22:07
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35斉さん 

>これはそもそも、紀元前932年イスラエル王国建国以来にまで遡る物語です。

        (中    略)   

> 旧約聖書(ヨシェア記)にあるように、神の命令で有れば異教徒ジェノサイドを、
> 果敢に行うユダヤ民族と、アッラーの道に従うジハード、(異教徒との聖戦)で、
> 倒れた自爆テロの兵士は緑園(天国)に、永遠に生きるというイスラム民族との、
> 戦いには、なまじな政治は役立たずか?

   
 三千年の怨念・・・八百萬の神を持つ東方の賢国が出る幕は無さそうですね。


                              変蝠林(1917-)
 


[No.2708] Re: 殺す神有り、救う神あり 投稿者:Homo(オモ)  投稿日:2006/07/18(Tue) 07:51
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35斉さん 変蝠林さん おはようございます

 信長の時代に世俗化ができた日本に仲介の資格はおおいにあると思うのですが、残念ながら国力(政治力、軍事力)が足りないし、やる気もいまひとつ。
 せっかくの小泉首相の中東訪問は、これほどの皮肉もなかなかなかろうというほどの最悪のタイミングで終わり、やはり出る幕ではなかったのでしょうか。

                             Homo(オモ)    


[No.2709] Re: 殺す神有り、救う神あり 投稿者:35斉  投稿日:2006/07/18(Tue) 11:28
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Homo(オモ)さん 今日は

>  せっかくの小泉首相の中東訪問は、これほどの皮肉もなかなかなかろうと
いうほどの最悪のタイミングで終わり、やはり出る幕ではなかったのでしょうか。
>

全く最悪のタイミングでしたね!
でも北朝鮮の花火に隠れて、マスコミの餌にならず、「訪問した」と言う、
足跡だけは残してきました。その意味では最良のタイミングだったかも。

何しろ彼は「運がよい」星の下に生まれたのかも知れません。
1:2003年12月9日の「イラク派遣基本計画発表」の一週間後に、
  フセインが捕まった、これが反対だったら世界の笑い者になるところ!
2:今度の訪米でプレスリー邸を出た後にテポドンが発射されたと言う
  ニュースが飛び込んだ。森前首相のゴルフ場事件など沢山の要人が、
  運の無さに泣かされたことを思うと、・・・・

政治が首相一人の運で動かされたのではたまらんが、それどもないより良い。
人間の一生運・不運は「あざなえる縄の如し」最後は帳尻あわせてちょん!
と、思っていますが、神様も時には悪戯されますから、どうでしょう?

それにしも小泉首相のこの5年間、やりっぱなしの政策運営を振り返ると、
全く恰好のパートナー・ブッシュと出会え、もうこれ以上悪くは、
なれないという日本の経済環境で、政敵は公共事業推進派で、
国民総すかんの抵抗勢力、オマケに野党はにせメールで自滅の民主。

此処までそろうと、彼の行くところ「なりなりてなる」気配です。
   神様!もう悪戯はこの辺で!

                    35斉