えーさん、みなさん、こんにちは。
しゃしゃり出てきました。 すみません。
ちょうどきのう、うちの街で、大きなお葬式がありました。 イラクで戦死した兵隊さんのお葬式でした。 その子はまだ20歳そこそこで、爆弾でケガをして病院に入ってから 街にはその兵隊さんが元気になるようにみんなで祈りましょう、という ポスターがいろいろなところに貼られていました。 でも、残念ながら、力尽き、亡くなってしまいました。
> 軍隊に入る人 > 中卒 高校中退 > 移民 > 犯罪者 軍隊に入れば許されるから > こういう人ばかりだ
これに関しては、私はあまり賛成できません。 たしかに、ブッシュさんとか、ああいう大金持ちは兵隊に行っていないようです。 でも、庶民は、まだまだ兵隊に行く人は、ずいぶんいます。
テレビでは、黒人を意識的に映していますが、じっさいのところ、兵隊さんは 白人がとても多いのだそうです。 黒人は、いっぱい保護されているし、怠けていても、学校に行かなくても 食べるのに困らないようになっています。 一方、白人は、そういう保護がないので、庶民は苦しい生活をしています。 そのため、高校を卒業したら、何年か軍隊に入り、そこでお金を貯めて 卒業後、大学に進む子も(主に白人のようですが)けっこういるんです。 香奈子の同級生にも、そういう子が何人かいます。
最近、兵隊さんが不足しているので、ネオナチとかクークラックスクランとかが 入隊している、ということが、ニュースで言われていました。 この方は、もしかしたら、それを取り上げて、このようにおっしゃったのかもしれないと思います。 たしかにそれは事実でもありますが、「こういう人ばかりだ」ではなく、「こういう人も入っている」というのが本当のところだと思います。
アンダーソン・クーパーというジャーナリストの人が最近本を出し、そこでも言っているのですが、ニュースではイラクの自爆テロとか、悲惨な話ばかりするが、それは、そういうのがニュースになるからで、実際は、食料を運んだり、学校とかいろいろなものを建設したり、復興作業をしているのだそうです。 (ニュースは、視聴率を意識して、そういうのをことさらに流しているんだそうです。) 日本の自衛隊がサモワでしてきたことと同様のことを、アメリカなどもしているわけです。 ただ、日本は比較的安全なところに行ったので、ひどい犠牲者も出なかったようですが、アメリカは中心となってやっていますから、一番危険な地域にもいるわけで、ですから、事故も多発している、ということのようです。
たしかに、イラクの帰還兵の70%は、PTSDの兆候が見られる、ということをニュースでやっていました。 毎日のように、テロの犠牲になる兵隊さんがいますから、やはり相当きついのだろうと思います。 だからといって、大卒はいかない、とか、脛に傷持つ人しか行かない、というのでもないようで、うちの近所の子でも、この間まで、ピザ屋でアルバイトしていた子が、高校を卒業したので、軍隊に入ったんだ、といって、制服姿で歩いているのに会ったりしますが、普通の家庭のよい子です。 プリンストンの例ですが、大卒後に軍に行く人はそれだけしかいないかもしれませんが、入学前に軍に行っていた人がどのくらいいたかも見てみたいです。
こちらでは、フジサンケイのテレビを夜1時間見ることが出来ます。(もっと観ることもできるんですけど、無料なのは、それだけです) めざましテレビなどの一部をこちらで観ることができます。 そこで「NYレポート」みたいなのをやっていることがありますが、時々、ずいぶん偏ってるなあ、とか、これはうそだよぉ、と思うようなことを話しています。 マスコミというのは、すべて信用してはいけないんだなあ、と、それを見ていても思います。 > 日本はアメリカの後追いをしていますがこの方面でも後追いでしょうか?
先日、日本の掲示板を見ていましたら、戦争になっても戦うのは自衛隊だから、自分たちは安全だ、みたいに言っている若者たちがいました。 兵役の逃れ方、お醤油を飲むといいんだって、などという書き込みもありました。 なんとも、情けないというか、お気楽というか。 いざ攻められたら、そんな気楽なこと、言ってられないでしょうに。 だからこそ、戦争にならないように、いろいろとしなきゃいけないことがあるのに、と思いました。
きのうのお葬式で、泣いていたご両親の姿が忘れられません。
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