皆さん 今晩は
各種の報道で、格差が広がっている、大問題だとして自民党小泉チルドレンが 議員連盟を結成して大騒ぎ! これって、いま、なんなの?そこで 「格差社会の出発点」に焦点を絞って、考えてみました。
自由主義的な民主主義が生んだ「市場競争原理主義」が 「格差社会の出発点」だと思います。一番解りやすい例が中国です。 現在政治は共産主義、経済は自由経済主義です。ケ小平の、 改革開放政策前には、皆足並み揃えて貧乏でした。
そして今、海(海側)と山(奥地)の平均経済格差は二桁にもなり 特に農民の不満はコキントウさんの悩みの種です。 不自然なこの状態から見ても、政治体制が共産党であろうが、 宗教原理主義であろうが、王制であろうが、一旦「市場競争原理主義」の 種が社会のお腹に入ると、「格差社会」と言う子供が出来てしまいます。
何も御隣りばかりでなく今度の小泉二世達は「再チャレンジ議連」を 結成し、安部さんを担いでいます。再チャレンジと言う以上、 其の前に競争原理で既に負組みに為った連中がうようよいるって事です。
現時点では「自由競争経済の原理」を導入した国が豊かになり、競争を 排除した社会主義国はソ連をはじめ軒並み崩壊していきました。 今これに代わる経済原則を考え出せない人間社会は、この制度を 取りつつも、必然的に格差社会を拡大して社会不安をもたらす事は 先の中国でも実験済みで、手詰まりです。
「市場競争原理主義」の齎す格差という経済の落し後し子を、政治が 懸命に尻拭いしているのが現状ではないでしょうか? 経済後追い政治でなく、国民主権政治を公共主権政治と読みかえて、 「公共の立場からの公正自由競争」なんて出来ないものでしょうか?
無論格差は「金持ち貧乏論」ばかりでなく、個人的身体のハンデーや 精神的格差論など取りあげるべきですが、「形而上学的格差」は 難しくて手におえません。
今日帰りの電車で見た二人の女の子、明らかに美・醜、神様の悪戯でしょうか? よほどの聖人で無い限り、この格差は二人に対する差別です。 どうしてくれます!
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