皆さん 今日は
またしてもと言うか、当前の成り行きと言うか北朝鮮の地下核実験、 規模は0.4〜30K換算トンとばらつき、地震波からの推定ですから、 各国の装置の精度がそのまま出ている模様です。 長崎が20K換算トンですから、恐らくCTBT発表の1.5K換算トンが、 近似値かも知れません。
でもインド、パキスタンに続き北朝鮮までもが核兵器保有国になると、 最早、核不拡散条約は反古にされた感じです。 イン・パとも核保有は「核抑止力」を強調していましたが一旦緩急あれば、 そんな悠長な事を言うていられぬ事は子供でもわかります。 おまけにアメリカは「インド」は良いが、イランはいらん!とえり好み。
各国の核弾頭保有数(軍事資料:2004年矢野研)これを見てください。 アメリカ 7000発 ロシア 7800 中国 402 フランス 348 イギリス 185 日本 0 日本を除き、「核不拡散」に熱心な国ほど戦略核を保有し「核廃絶」には、 不熱心です。こんな国際エゴが存在している限り「核不拡散条約」は、 綻びの危険にさらされています。
一方日本だって威張っていられません。爆弾こそ作っていませんが、 原子力白書によると使用した核燃料から分離した「プルトニューム」は、 国内5.4トン、英仏に委託保管33.2トン、いずれ引き取ると計38.6トン、 有ります。長崎のプルトニューム239原爆0.008トンで7万人が死亡。 この数比例で行くと3億4千万人を一瞬で原子釡茹です。 日本民族ゼノサイドを3回も起こし得る「プルトニュム」を保有しています。
此れをどう使うかより前に、どう保管するか・安全管理対策不備が、 いつも杜撰な、事故で暴露されています。 大地震・大津波などの自然災害とか、誤操作・手抜き作業による人工災害、なども考慮に入れ対応が待たれます。
正直に狂った国は扱いようが有りますが、国益に狂った国はどうすれば、 良いのか「自由主義」も「民主主義」もお手上げの状態だと思いました。
北の核実験から日本のプルトニュームまで、思いを致す 35斉
|