皆さん 今晩は
今度の事件で始めて「世界史必修、日本史選択」と知りました。 何故そうなったのか、深いわけが有りそうですから、 文部省の孜々弁明を待ちましょう。
其れまでの間、この事件(必修時間不足)を別の角度から考えました。
事件の結果は、生徒が昼飯のバーグを齧りながらも兎も角、 必要単位時間を稼ぎ、結果として全員パス。 文部省も隠れ行政指導で黙認、「こんな事は前例にしない、 覚えておけ!」で、チョンではないでしょうか?
昔読んだ、笠信太郎の「ものの見方」をもじって、横断歩道を渡る、 「イギリス人は考えながら歩く、フランス人は考えた後走る、 日本人は皆が渡るのを見て歩く人あり、走る人あり」となります。
此れはもう「日本人固有の文化」ではないでしょうか? 法治国家の法を超えた「超法規文化」−そんなのないよと、 言われるかも知れませんが−、がそうさせているので、 一朝一夕には片付かぬ問題では無いでしょうか?
問題の根底は「大学受験戦争」にあります。 更に卒業後の受け入れ企業や役所の「採用基準」にあり、 さらには「学歴社会システム」にあります。ここいらは今度の政府が、 「教育再生会議」を立ち上げました。此れを注目したいと思います。 よーく目を皿にして見ておかないと「ゆとり教育」なんか採用した前科があります。 メンバー一新した事で少しは期待しているのですが?
ネット情報ですが、今回の発覚は正しく単位履修を行っている生徒が、 不正を働いている学校の友達から事情を聞き、ハンデーを背負うことに、 疑問を学校に投げかけて始まったとか? どうか、蟻の一穴(告発)が教育(堤防)、特に大学受験制度にまで遡って、 掘削して欲しいと思っています。
考えようですが、400校も不公正がでたお陰で、 制度にまで遡って検討が始まりました。 いっそ「日本人固有の文化」にまで遡ってくれると嬉しい。
35斉
|