皆さん 今日は
教育基本法が改正されました。 其の理念から言うと「改正」ではなく「新」と言えるほど変りました。 然し、どえらい変化は反対が多く、本音は隠して文言で切り抜けた、 感が強い。例えば、
「愛国心」は「我が国と郷土を愛する態度を養う」と表現。 (「態度を養え」ば「心」が育まれるのでしょうか?言語学者に問う)
「父母ニ孝・兄弟ニ友・夫婦相和・博愛衆ニ及・・」と言う愛情倫理は 「豊かな情操と道徳心を培う」と言う条文で括り仔細は指導要領へ。
「教育指導」は「法律に定める所により行われる」となりました。 此れはどえらい事で、合法的な指導であれば行政の意のままです。
韓国や中国の「反日教育」が愛国無罪として合法的に行われている、 例でも解る通り、右にも左にも自由自在に教育行政指導が、 行われる危険があります。 単純明快に、北朝鮮の真面目に狂った体制は最もいい例です。
それを監視するのが立法府の国会ですし、世論醸成のマスコミの、 筈ですが、今の態たらくでは役に立ちそうに有りません。 国民はこの「教育行政に関する法律」や「具体的指導要領」に常に、 注目する事です。
此れは35斉の勘ぐりですが「憲法改正」は「消費税改正」よりももっと、 難い課題を抱えています。恐らく教育の重心が「公共」「公益」「国家」 「国益」に移動する時間は10年程度は必要だと思います。 無論「イスラム」「BRICs」で安全保障や経済問題が外圧として、 早めることにもなりましょうが、注目したいものです。 10年後に、「敵は本能寺ならぬ平和憲法」と言わせぬ為にも!
それにしても安部さんになって、なんと巨大な問題法案が、 いとも簡単に、激論も無くトコロテン通過するのでしょうか? 不思議な内閣ですねー。
35斉
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