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[No.3028] Re: 未来予測は、八卦の世界。 投稿者:35斉  投稿日:2006/12/26(Tue) 15:24
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 DOZEさん 今日は お久しぶりですね。


> 早くその前に中国が変わることを、今の体制の滅亡を望むのみです。そうしないと環境問題がタイムラグを伴うことからも手遅れになりかねません。もう少し遅いかも知れません。

中国の環境汚染の問題は深刻ですね。
改革開放で経済発展に比例して環境破壊が進んでいるようですね。
現状がどうなっているか、中国政府発表は期待出来ませんが、
ネットで生々しい映像を見ることが出来ます。

35斉は環境汚染の実態(汚染源・範囲・被害・対策・・・・)が、
どうなっているかデータを持ち合わせていません、更に自分の目で、
確認したわけでありませんから、あくまでも素人判断です。
そこで種々の資料を繋ぎ合わせた情報から、次のように考えます。

日本をはじめ開発途上国が経済発展をする過程で「環境汚染」は、
何処でも起る現象だと思います。

今の日本から見ると、環境に易しい産業とか、製品のリサイクル化、
バイオによる食物改良など、最初から汚染源をカットする技術を、
織り込むべきだといえますが、所得倍増・列島改造論で沸き立った、
時期には、そんな技術も発想も有りませんでした。

其の時代の狂乱が今の中国であり、インド、ロシア、ブラジルなど、
驚異のGDP伸び率をもつ国々です。でもこれらの国は日本と言う、
「公害克服先進国」の見本があるので、労せずして遠からず克服できると、
思います。と、ここまでは常識の範囲です。

処が、中国の環境汚染の問題はそう簡単に行かないと思われます。
1:政治は共産党独裁、経済は市場経済と一応分離されています。
したがって統制経済から解き放たれた金儲け主義は、糸の切れた凧、
旺盛な経済活動に伴う汚染(水質、大気、農薬等)は、野放しの状態です。

2:其れを真剣に咎める政治や市民運動は、今のとこら有りません。
それどころか、政治はその惨状や実態を隠そうと躍起になっています。
その政治姿勢は豊かな中国を実感するまで、がむしゃらの経済発展を、
阻害する公害や格差など負の情報は、政府独裁の力で押さえ込むのが、
ケじいさん、コキントウさんの、伝統的方針だと思います。

3:このように市場原理主義の乗った経済をバラスよく取り組むには、
「自由主義的な民主主義」による政治体制がどうしても必要です。
今の中国の体制では、雪達磨式に公害を拡大することは避けられません。

4:でも頭の良いコキントウさんは、そんなこと先刻承知で、
そろそろ燃え盛る経済に制御棒を突っ込み始めていると聞きます。
でも広い中国です。「変った!」と思えるには時間が掛かります。

そこで日本は靖国なんかでもたもたせず、この「制御棒」(公害防止技術・
バイオ技術・低エネルギー機器、・・・等)を積極的に提案して、
日・中の新しい関係を求めるチャンスだと思います。
安部さんも「世界に誇る環境機器』を国連やG7で売り込むぐらいの、
国益商魂を発揮してください。これで国内は美しく、海外は綺麗に!

注:先のオリンピックや万博後に中国が大きく動くと読んでいるのは、
この不自然な二律背反を抱える「政治・経済」の関係が、変ると言う意味です。

         35斉






    


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