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[No.234] どんどん焼き 投稿者:   投稿日:2008/01/12(Sat) 21:49
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もう直ぐ「どんどん焼き」ですね。私の子供の頃は「どんどん焼き」と言って「左義長」などという言葉は知りませんでした。

1月14日の夜になると、草津町の町はずれの畑…………と言っても可成りの積雪がありますから、雪原ですが………の真ん中に、松や注連飾りで作られた高さ10mもある円錐形の塔が出来ます。これを燃すのが「どんどん焼き」です。

私達は、それまで部屋に飾ってあったいろいろな人の書き初めや繭玉を外して長い竿の先に結びつけて、この竿を担いでどんどん焼きに出掛けます。そして燃えさかる炎に竿を翳します。書き初めはヒラヒラと空へ燃え上がり、繭玉は適当に焼き上がります。この繭玉は家に持ち帰ってみんなで食べます。これを食べると1年中風邪もひかず元気に過ごせると言われていました。

東京では今、松の内を過ぎるともう正月気分は無くなりますが、子供の頃の田舎では、小正月まではまだまだ正月気分が横溢していました。また草津の温泉場には田んぼもなく、養蚕も無かったのですが、そういうことに纏わる「鳥追い」とか「繭玉」とかの行事だけは行われていました。子供の頃はそういう意味が全然分かりませんでしたが。


[No.235] Re: どんどん焼き 投稿者:BUP  投稿日:2008/01/13(Sun) 14:36
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不虻 様  始めまして。
”風邪の予防 どんどん焼きであぶった団子を食べると風邪をひかない。” って何処かのサイトで拝見致しました。
”どんどん焼き”とは小生の子供の頃(昭和十年頃)の記憶では近所の駄菓子屋に上がり込んで食べた鉄板焼きのことかと思い込んでおりました。
東京市のハズレの町でしたが、一銭か二銭で、メリケン粉を溶かしたのを鉄板に流し、焼き上がりに、ソースを付けて食べた記憶が御座います(何が入っていたか記憶喪失)。
これ ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%A9%E3%82%93%E7%84%BC%E3%81%8D
http://www2g.biglobe.ne.jp/~rinrin/dondon/
今で言えば、安いお好み焼きみたいなもの。

違ってました、これ↓でしたね。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%C9%A4%F3%A4%C9%BE%C6%A4%AD?kid=140661
http://members.stvnet.home.ne.jp/kubookada-h/dondonyaki.html

”どんどん焼き”一つの検索で沢山のサイトに出会うことが出来ました。
有難う御座います。


[No.236] Re: どんどん焼き 投稿者:マーチャン  投稿日:2008/01/14(Mon) 07:53
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不虻さん

> 1月14日の夜になると、草津町の町はずれの畑…………と言っても可成りの積雪がありますから、雪原ですが………の真ん中に、松や注連飾りで作られた高さ10mもある円錐形の塔が出来ます。これを燃すのが「どんどん焼き」です。

 良かったですね、当時は。

 昨今「焚き火」の規制が厳しく都会では、まず「どんどん焼き」は無理なようです。

 松飾りなど、ゴミの日に出すのも抵抗を感じますし、しまっておいて翌年また飾るというのもよくないなと言われていて迷ってしまいます。


[No.237] Re: どんどん焼き 投稿者:BUP  投稿日:2008/01/14(Mon) 10:16
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昨日のどんどん焼きの模様が載ってましたので(知り合いのBlogです)
どんどん焼き
http://shinshu.fm/MHz/18.17/archives/0000222666.html


[No.239] Re: どんどん焼き 投稿者:   投稿日:2008/01/14(Mon) 12:02
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BUPさん、マーチャン、瀬里恵さん、
おろいろなコメント、有り難うございます。「どんどん焼き」というお好み焼きがあることも初めて知りました。

BUPさん、お知り合いのBlogで写真も拝見しました。全くあの通りでした。マーチャンの言われるように、もう町中では出来ないこと、本当に懐かしい、良い写真を見せて戴きました。(「市川のご隠居さん」、有り難うございました。)

瀬里恵さんの言われるように、7,80年も昔の、懐かしい思い出でした。


[No.240] Re: どんどん焼き 投稿者:マーチャン  投稿日:2008/01/14(Mon) 17:35
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不虻 さん、BUPさん、瀬里恵さん

> BUPさん、お知り合いのBlogで写真も拝見しました。全くあの通りでした。マーチャンの言われるように、もう町中では出来ないこと、本当に懐かしい、良い写真を見せて戴きました。(「市川のご隠居さん」、有り難うございました。)
>
> 瀬里恵さんの言われるように、7,80年も昔の、懐かしい思い出でした。

 とても貴重なお話をありがとうございました。

 もう少しすると子どもに「焚き火ってなーに」と聞かれるようになると思います。
 
 童謡の「かきねの かきねの まがりかど」の意味も分からなくなりますね。

 先日「蝿」を見たことのない子がいるというのを聞きびっくりしたのですが(さすがに「蚊」は知っていました)、なんでもない日常生活に関係したことも、恐ろしい勢いで消滅しているのですね。

 大正生まれの方に大いに語っていただかなくてはーーーとつくづく思いました。


[No.250] Re: どんどん焼き 投稿者:BUP  投稿日:2008/01/16(Wed) 08:32
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”三九郎 (さんくろう)”とも言われているそうですよ。
それぞれの地方でいろいろな呼び方があるようです。↓
http://www.geocities.jp/mtmt1952/rekisi/rekisi-g-sankurou/rekisi-g-sankurou.htm
http://blog.goo.ne.jp/momosi77/
ただの一度の出会いから、沢山のことを学ばせて貰いました。


[No.252] Re: どんどん焼き 投稿者:   投稿日:2008/01/16(Wed) 21:04
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> ”三九郎 (さんくろう)”とも言われているそうですよ。

BUPさん、こんばんは。
松本は昭和12年から3年間過ごした懐かしい土地です。しかし「三九郎」のことは全く知りませんでした。とても良いことを教えて頂き、有り難うございました。


[No.238] Re: どんどん焼き 投稿者:瀬里恵  投稿日:2008/01/14(Mon) 10:20
[関連記事URL:http://homepage2.nifty.com/Avenue-Serie/

 不虻さん、BUPさん、マーチャンさん、皆さん、お早う御座います。

> これを燃すのが「どんどん焼き」です。

>  松飾りなど、ゴミの日に出すのも抵抗を感じますし、しまっておいて
> 翌年また飾るというのもよくないなと言われていて迷ってしまいます。

 左義長、どんどん焼き、どんど焼、etc…。いろいろな呼び名がありますネ。
瀬里恵の幼い頃(まだ戦争のない平和な時代)当地では「ホンゲンギョウ」
と言って、我が家のほか、町内での二箇所で実施していました。

神社の門松や、様々な正月飾りに、裏の竹やぶから伐採した竹など、大人の
背丈ほども積み上げて、燃したものです。竹がはじける音、飛び散る火の子
子供心にも、雑木林の中に落ちてゆく火の子を見て 火事にならないかと、
ハラハラしたものです。

やがてシナ事変が始まり、親父が病に臥せると、あの勇壮な「ホンゲンギョウ」
も、いつしか立ち消えになりました。昭和18年…親父・没。

      あゝ懐かしき哉。幼き日の思い出よ!!


     瀬里恵  http://fine.ap.teacup.com/serie-brog/


[No.261] Re: どんどん焼き 投稿者:   投稿日:2008/01/21(Mon) 19:20
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瀬里恵さん、こんなに遅い返信で申し訳ありません。

 「ホンゲンギョウ」という呼び名は知りませんでした。福岡県、佐賀県方面の行事とか。
 それにしても左義長の呼び名は随分多いのですね。一度図書館で各地方のこの行事について調べてみたいと思っています。


[No.246] Re: どんどん焼き 投稿者:季寿(きよし)  投稿日:2008/01/15(Tue) 23:53
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不虻さん

当地でも、ドンド焼きの習慣は私が物覚えのついた頃にはすでに行われていました
今年も、昨日(1/14)近くの海岸で行われました
祭壇が設けられ、神主の祝詞、市長の挨拶の後、地域の自治会長さんたちの手で、
火が付けられました
正月の飾り物や神社のお札などを燃やし、無病息災・家内安全を祈願し、
その火で焼いた餅を食べると、一年間健康であるといういわれがあります

    季寿


[No.262] Re: どんどん焼き 投稿者:   投稿日:2008/01/21(Mon) 19:49
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季寿さん、こんなに遅い返信で申し訳ありません。

> 今年も、昨日(1/14)近くの海岸で行われました
> 祭壇が設けられ、神主の祝詞、市長の挨拶の後、地域の自治会長さんたちの手で、
> 火が付けられました

厳冬の日本海に面した海岸(行ったことが無いので、解りませんが)では大変なのでしょうね。東尋坊から南下していく国定公園の美しい海岸、その冬の姿がどうしても想像できません。教えて下さい。

海岸での火祭りと言えば、以前ノルウエーを旅行したとき、ある海岸のホテルについたら丁度6月24日で、夏至祭りがありました。しかし海岸で火を燃して、花火が数発揚がってそれで終わりでした。ふとこんな事を思い出しました。


[No.263] Re: どんどん焼き 投稿者:季寿(きよし)  投稿日:2008/01/22(Tue) 21:56
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不虻さん こんばんは

当地は、日本海側ですが、地図を見れば分るように、若狭湾一帯はリアス式海岸で、小浜湾はその中央に位置します。

内海ですから外海程の荒波ということはありません。

ドンド焼きの開かれた場所は、夏には海水浴場として、多くの海水浴客で賑わう数百メートル続く砂浜です。風のない日は、冬でも穏やかです。

ドンド焼きの行われた当日も、穏やかな日和でした。

    季寿