[No.299]
Re: KYとND(2)
投稿者:藤井
投稿日:2007/08/28(Tue) 18:18
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私は「テロ特措法」の延長に必ずしも賛成ではありません。米国の軍国主義に加担して、正当化する恐れがあるからです。といって、国家の防衛に上手い案がある訳ではありません。ただ、平和的手段を検討して米国に具申するしかないと、漠然と思うに過ぎないのです。どうすれば、国家の自主独立の宣言が出来るか悩ましいところです。
元防衛庁長官の石破氏はくぐもった声で、よく言います。安倍総理の言葉には心に響く物がないと。私も一国の政治を預かる者には国民の心を揺さぶる信念と情熱が欲しいと、かねがね思っています。ワンフレーズ絶叫型の小泉劇場に国民は多くの期待を持ちました。「郵政民営化無くして、改革なし」と。国民に痛みを求めた構造改革路線は大丈夫でしょうか。確かに、自民党はおおよそ壊れ、国民に痛みはあった。依然として、政治家や官僚の襟を正す姿勢が見えて来ません。
長州出身の安倍総理に国民を納得させるに足る強い信念と情熱を見せて欲しいと思うのは自分だけでしょうか。祖父・岸信介元総理の「日米安保条約」延長や佐藤栄作元総理の「沖縄返還」を上回る大きな視野を期待するものです。
いずれにしても、「テロ特措法」では、小沢代表と石破氏の心に響く挙動に注目したいと思います。