今日行ってきました。その報告です。
1. どうやって申し込むのか
http://lets-online.go.jp/
(なお、この講習会のサイトは「総務省」のものであり、国税庁のものではありません。 無料で頂戴した立派なテキストも総務省が制作されたものです)
上記サイトから、実施場所と実施日で調べて、 自宅から近い開催場所と、都合のいい日を選んで申し込みました。
なお「対面型講習」と「ビデオ型講習」の二種類があるのですが、 私は「対面型講習」を選択しました。
「住基カード(電子証明書入り)」はあらかじめ取得し持参することになっています。
2. 教室の様子 教室は、街のパソコン教室です。 二人の女性の先生がにこやかに迎えてくださいました。 今日は、生徒も2人だけ。もうお人方もシニア。男性でした。 教室には「Vista」と「XP」のパソコンがあり、好きな方を使わせてくださいました。
3. 授業の進め方
テキストに基づいて、進めていきます。 簡単に「全般」についての説明があり、続いて
・ICカードリーダーの設定の実習。
ドライバは「公的個人認証サービス対応ICカードリーダライタ普及促進協議会」 (jpki-rwで検索)という長い名前の団体のサイト(下記)に
http://www.jpki-rw.jp/list/index.html
「公的個人認証サービスに対応したICカードリーダライタ」の最新のドライバが集められていますので その中から手持ちのカードリーダーの「メーカー」と「機種」に合った ドライバをインストールします。 我々が貸していただいたのは「日立」のものでした。
引き続き「利用者クライアントソフト」のインストールと動作確認の実習でした。 ・e-tax の事前準備セットアップの実習
これは、比較的簡単でした。 ・インターネットエキスプローラ(IE)の設定確認の実習
これは大変です。IEのインターネットオプションの「奥の院」みたいな所の設定が いくつもあります。
・「開始届出」から「申告書作成」は「総務太郎」という架空の方の情報を入力することで 「疑似体験」をします。
以上で、2時間の講習は終わりです。
なお、この講習修了者は「受講者向けコールセンター」へ電話サポート を依頼できるという「特典」があります。
4. 感想
受講してよかったと思います。 ・e-taxシステムも昨年より「使い勝手がよくなった」と感じました。 (「データの保存」が「住所・氏名」等を入力した段階から、 都度出来るようになったのも有難かったです) ・講師がパソコン教室の先生だけあって説明も分かりやすいです。 ・テキストも分かりやすく見やすいです。 ・昨年は「届出書類」作成の実習は出来なかったのですが、 今年からは「総務太郎」さんの架空データで実習できるようになったので 少し進歩したと思いました。 ただ、欲を言えばーーー
・ICカードリーダーライタの「動作確認時」「送信時」にエラーが出ることが多いのに テキストにも、それについて何も言及していないのは残念。 何とかしてほしいです。 「エラーが出た時の対処方法」は、ぜひ必要です。 今回の講習でも、もう一人の受講生の方に「動作確認」でエラーが出ました。 先生が付きっきりで監督しておられたので「操作ミス」とは考えにくかったです。 別のパソコンで実習したら正しく認識されたようでした。 (私や周囲にも、正しくインストールしたのにトラブッた方はいます、 やっぱりと思いました)
・「自分のノートパソコンを持参し実習するコース」もあったらいいな と思いました。
そうなれば、ドライバも、自分のカードリーターのドライバがそのままインストールできますし 入力データも自分のものであれば、そのまま使えますから。 「総務太郎さん」ではない、自分自身のデータで実習できれば 講習から帰宅した後は、その続きをやれば済みますので −−−ぜひ、検討していただきたいです。
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