さんらく亭さん、男爵閣下、皆さん、こんにちは
私も珍道中シリーズの、アラスカ、それと南米かバリ珍道中を 見ました。でも筋は全然覚えていません。
良画のほうは、田舎町の良さで、興行成績の見込みの低い映画も 学校とか、何とか委員会の肝煎りで、たとえばキューリー夫人は 市の公会堂で見ました。心の旅路とか赤い靴も学校推薦で割引券 なんか貰って観たのを憶えています。良い映画でしたね、今でも 憶えています。
戦後らしい話と言えば、ステート・フェヤ上映のおかしな話です。 字幕作成が間に合わなかったのか、予算をケチったのか、音楽映画 だから字幕無しでもと強引に配給してきました。 そこで奇想天外、急遽、弁士を起用、まだ無声映画時代の記憶が 有ったのでしょう、それに「弁士」も「居た」みたいでしたから、 抱腹絶倒のステート・フェヤの上映となりました。 ストーリーの日本語訳レジメ「無し」で強引にか、そもそも無声 映画時代はそうやって居たのでしょうか、「弁士」が勝手に想像で セリフを付けて、しかも伊予弁でやるものですから、ほんの少しは 英語が判る悪童連中は大喜び。爆笑、爆笑、また爆笑。 結局どういうストーリーだったか判らず終い、でも次の日は笑い 過ぎた祟りで腹筋が痛かったくらいでした。
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