[No.6946]
0123 1123 2123..........
投稿者:GRUE
投稿日:2014/12/27(Sat) 10:52
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このところ、毎日のようにびっくりするような地震を感じる。
カタカタと突き上げる感じが来て、しばらくしてユラユラと
あるいはグラグラと大きな揺れが来る。
カタカタと来た瞬間、0123 1123 2123.....
と数え始める。何をしてるのかって?お経でも唱えているのか?
学生の頃に、このお経のような数え方を習ったのだが、もう
何十年も身についてしまって、地震を感じた瞬間に反射的にやっ
ている。
ご存知のように、地震はP波(縦波)とS波(横波)がある。
P波はS波より2倍早く到達する。S波が毎秒約4kmとすると、
P波は毎秒約8km。
従って、カタカタというP波が来て0123と数え始めて、ゆら
ゆら又はぐらっというS波が来るまでに、8123と数えていたら、
4km/秒x8秒=32km、つまり震源地まで約32kmだと
知る訳。「近いぞ、注意しなきゃ」と身を引き締める。
カタカタと来た時に、手元に丁度良く時計があることは少ない。
夜など真っ暗な中で振動に目覚めても何も見えない。
この数え方は、そういう時にぴったり合う。しかも、時計
を見ながら普段から練習しておくと非常に精度がいい。更に、
時間が長引きそうなら、数えながら時計のところにゆっくり
歩いて行って、そこで時計にバトンタッチすればいい。
茨城南部は直下型地震が多いことで有名で、よく冗談に地下に
なまずが住んでいるという。それだけに、この方法には重宝し
ている。海岸地帯では、津波の到着をある程度推量できるかも
しれない。3.11の後の影響がまだまだ警戒を怠れないだけ
に震源地までの距離を自分で推量することは大切な気がする。
教えて下さった先生は、もう鬼籍に入っておられるが、今でも
その先生の飾らないお姿お顔が浮かんできて懐かしくなる。