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 文集   2015.1.1更新

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  • [No.7967] Re: 十三夜 投稿者:yuki  投稿日:2017/11/19(Sun) 16:13
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    男爵さん皆さんこんにちは、yukiです。

    >  十五夜  旧暦8月15日  中秋の名月
    >
    >   十三夜  旧暦9月13日  中秋の名月の次に美しい月(しかし、満月ではない)

    こう書かれるのでしたら、ちょっと一言。
    「中秋の名月」も、一般的には満月ではありません。
    何年かに一度という頻度だったと思います。

    旧暦8月15日の月を、中秋の名月と言うそうです。
    ですから上記の通り、満月は、別の日になる様です。


    [No.7966] 十三夜 投稿者:男爵  投稿日:2017/11/19(Sun) 09:39
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    > 樋口一葉の「大つごもり」を読む。

    さて、気がつれた方もいらっしゃるでしょうが
    メロウ談話室で話題になった「十三夜」がきっかけで
    樋口一葉の作品を読んでみたのでした。


    「十三夜」のヒロインの運命や登場人物とのかかわりあいには
    あまり関係ない話題ですが
    十三夜と十五夜について、ネットで調べて見ました。

     十五夜  旧暦8月15日  中秋の名月

      十三夜  旧暦9月13日  中秋の名月の次に美しい月(しかし、満月ではない)

       片方だけ見るのは縁起が悪い
       見るなら両方見る あるいはどちらも見ない
       これは江戸時代の習慣だった。

     あと
       十日夜(とうかんや)  旧暦10月10日  農作物に感謝する日
      もあります。


    すでに
    樋口一葉の頃から、十三夜の月見の習慣はなくなっていたらしい。

     十三夜のヒロイン 冷たい夫だが、おかげで弟の就職は順調 新しい知識階級(十五夜の月も十三夜の月も見ないらしい。母親が弟に団子を姉に届けさせようとすると、弟は片方だけになるから縁起が悪いと答える)
      そして
     ヒロインの実家は古い習慣を守る庶民階級(十三夜の月を見る、団子も飾る。当然十五夜の月も見る)

    明治になって  太陰暦→太陽暦

    お正月も太陽暦で迎える我々は、太陰暦で書かれた当時の和歌や日記は鑑賞しずらい。




    [No.7965] 蛇足 投稿者:男爵   投稿日:2017/11/18(Sat) 09:37
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    > 樋口一葉の「にごりえ」を読む。

    > 作者の一葉は、終焉の地の丸山福町の付近にある酩酒屋の女たちを見ながら
    > この作品を書いたという。


    あの
    三善英史「円山・花町・母の町」
    こちらは渋谷の町でした。
    https://www.youtube.com/watch?v=DrfqEy2Fuak


    [No.7964] にごりえ 投稿者:男爵   投稿日:2017/11/18(Sat) 07:52
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    樋口一葉の「にごりえ」を読む。

    売れっ子酌婦のお力は同僚の女たちもうらやむ客あつかいのうまい女
    天性の女としての魅力で、男たちが彼女の回りに集まってくる。

    しかし
    彼女を目当てに来た客の源七には会おうとしない。

    源七はお力にいれあげたあげく落ちぶれ、妻子を泣かせている。
    そんなことを知っているお力は源七を避けていたのだ。

    源七の妻お初は一人息子の幼い太吉に、あいつは鬼女だと言って聞かせる。

    そんなおり
    太吉はお力とその客にさそわれ、お菓子屋でお菓子をいっぱい買ってもらう。

    嬉しくてお菓子の包みを抱えて家に帰ってきた太吉は、母親にあの鬼姉さんがくれたのと
    報告するが
    それを聞いた母親は血相を変えて、そんなもの棄てなさいと叱る。

    親子の叫び声を聞いていた源七はなにも小さい子どもにそんなことをしなくてもよいではないか
    あの女だって子どもが可愛そうだと思ってしたことだと夫婦喧嘩となり
    ついに男は妻に離縁するから出て行けと言う。

    後に残された子どもが不憫だから、どうか離縁しないようにと頼むが
    もはや毎日のように妻との争いが繰り返され嫌気がさした源七は、お初ときっぱり別れてしまう。


    現代でもありそうな男女関係
    男も女も上手に世渡りすれば、なんとか日常生活の破壊にはいたらず
    無事時間が過ぎていくということもあるのかもしれないが....

    主人公たちはみな真面目にその日その日をおくっていた。
    だから自分の感情に素直で、その結果とうとう最後に不幸な結果を迎える。

    救いは、お力は源七の一家を不幸にしようとして客あしらいをしたのではなく
    店で源七のよき相手になって対応していたつもりが、源七がのめりこんでしまったこと。
    そんな、源七のことを考えて配慮もしていたお力の誠意を私は感じるのだが。


    作者の一葉は、終焉の地の丸山福町の付近にある酩酒屋の女たちを見ながら
    この作品を書いたという。

    終焉の地の丸山福町は文京区にあります。


    [No.7963] 大つごもり 投稿者:男爵   投稿日:2017/11/17(Fri) 13:50
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    樋口一葉の「大つごもり」を読む。

    以前に、中学生か高校生の時に
    家にあった古い文学全集で読んだ記憶がある。

    ヒロインが伯父叔母のピンチ(高利貸しに払う利子が払えず)を救うため
    奉公人なので女将さん(小説では、ご新造)に借金の前借りをするのだが
    以前には分かったと言っていたのに
    (ヒロインには関係のないささいなことで)機嫌を悪くした女将さんは、今になってうんと言わない。

    困り果てたヒロインは
    伯父夫婦の息子が来た時、みんな居ないので
    とっさに二十枚の札束から二枚だけ抜き取り
    その息子に渡してしまう。

    女将さんが今夜は大つごもり(大晦日)
    さて今年の集計はと確認しそうになり
    ヒロインは観念する。
    見つかったら死んでしまおう。

    ところが
    引き出しを開けたら
    その家の道楽息子が「お金はすっかりいただきました」と
    書き付けを入れていた。

    昔読んだ時は、やれやれ(可愛そうな)ヒロインは助かったと思ったのだが
    改めて読んでみると
    この道楽息子は、ヒロインが二枚抜き取ったことは知っていたかもしれない。

    知っていて、わざと自分が全部いただいたのだと書き置きして
    ヒロインを救ったのかもしれない。  確信犯

    継母からも実父からも愛想をつかされている道楽息子だが
    それなりのお金の使い方など知っていたのかもしれない。
    この大金持ちの一家はたくさんの長屋持ちで
    道楽息子はその店子たちの貧乏人に大晦日に大盤振る舞いするというのだ。

    自分を白い目で見る実父、継母、妹たち
    それなら自分は好きなことをするよという道楽息子も
    店子たちのためにサービスするのは、太っ腹のいいところを見せたい見栄なのかもしれない。

    宮沢賢治や有島武郎なら
    もっとスマートにしたところ。

    宮沢賢治は自分の家が質屋で、貧乏人からお金を搾り取っていたような後ろめたさがあったから
    自分の家の稼業を嗣ぐ気になれず
    自分の将来も、出世とか世間一般の成功という野心はなかったように思われる。

    有島武郎は父の残した農場を解放した。

    明治時代の樋口一葉だから
    社会主義に目覚めたわけでもなかろう。

    貧しい人がたくさんいる一方で、金持ちはますますお金を欲しがるという不公平さ
    それなら、金持ちも少しは困っている人たちのためにお金を出してあげたらいいと思っていたのでしょう。

    一葉も貧乏人で困っていた。
    貧乏人の辛い気持ちは知っていた。

    一葉はしだいに文才が認められ、さあこれからというときに死んでしまったのは残念。


         ♪   ♪


    「大つごもり」と書くところを「大つもごり」と書いてしまった例があります。

    >先日、樋口一葉記念館に行きました。2階の展示室に、作品の解説コーナーがあり、
    >「大つごもり」の作品コーナーに、当時掲載された雑誌「文学界」がおいてありました。
    >眼を凝らしてみると、なんとそこには、「大つもごり」とありました。
    https://oshiete.goo.ne.jp/qa/7810391.html

    かつて、地方によっては「大つもごり」と書いていたのかもしれません。


    [No.7962] 一億総うつ社会 投稿者:男爵   投稿日:2017/11/13(Mon) 15:11
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    以前に読んだ本のことなど、いろいろ感じて....


    堅田珠美:一億総うつ社会  ちくま新書896

    ワガママなうつ病患者が増えているという。

    今の精神科医はフロイトの名人芸的な精神分析はできないから、アメリカ流にマニュアルにしたがって
    治療薬を試しに飲ませてみるとその薬が効いたら、ああこの患者はうつ病だと判定するらしい。
    だからどんどんうつ病患者は増加する。  製薬会社のたくらみもありそう。

    「うつは心のかぜ」というキャッチフレーズは、日本でのSSRIの発売に合わせて広められたものである。
    「心の病には誰でもなりますよ。でも薬で治りますよ。だから精神科に行きましょう」という巧みなキャンペーンが、精神科の敷居を低くするのに貢献した。

    自分がうつであるとは自覚している。
    しかし、こうなったのは○○のせいである、と他人のせいにする人が増えた。
    戦後の教育もその原因の一端をになうと著者は分析する。

    誰でもみんな、こうありたいという理想はもっている、しかし、現実には色々な問題があり、理想とはほど遠い。そのギャップに人はみな悩む。
    親のせいにする人、社会のせいにする人、職場の上司のせいにする人....

    他人を攻撃する人は、実は自分もその欠点を持っている。持っているから相手の欠点がよくわかる。
    「自分の内なる或悪」を相手に投影して責めるわけである。ただ自覚がないだけである。
      (こういう分析はフロイド流か。 精神科医や心理学者はこういう分析が必要と思うのだが。こういう分析なしに薬を飲ませて治そうとする医師は要注意)


    自分は正しい、自分は才能がある、自分はよく努力している。
    しかし、なかなか理想が実現できない、それは自分のせいではなく、他人のせいだと考えて
    他人攻撃をする人は江戸侍医や明治時代にもいたのではないか。
    ただ現代では、謙虚な人が減って、うまくいかないのは人のせいにする人が増えた。
      (私が考えるに、実際は自分の努力や他人の動き、そして運などが総合的に働いて、現実の現象となるのだろう。その意味では他人のせいにするのもあながち的外れではないのかもしれない)

    学生運動に走る学生のことを、その激しいエネルギーが外に向けられたからと分析し
    もし、そのエネルギーが自分の内部に向けられたら、精神病になったり自殺すると解説した本もあった。


    さて、話は飛ぶのですが....  (私はよく人から話が飛ぶと言われます。発想が人と違うらしい)

     宇津恭子:才藻より、より深き魂に
      - 相馬黒光・若き日の遍歴 日本YMCA同盟出版部

     明治20(1887)年10月 黒光の姉蓮子が10月17日の結婚式を前に帰される

     >矯風会会長矢島楫子(やじまかじこ)は、実は矯風会書記の佐々城豊寿とは元々そりが合わなかった。
     >しかし、矢島は息子の嫁にと黒光の姉蓮子と約束していた。矢島は豊寿との間に何かあって結婚式の直前に蓮子は実家に返され、彼女は狂死してしまう。
     >あとになって黒光は矢島と豊寿の間のトラブル事件を聞かされ、姉の不幸を納得するのだが。

     蓮子は姑になる予定の矢島楫子のもとで一生懸命に嫁の心得を受けていたのに
     叔母の佐々城豊寿と矢島楫子の間が悪くなって、そのとばっちりで結婚が破棄されてしまった。
     (矢島楫子は蓮子を良い嫁になると期待していたのだが、蓮子の叔母豊寿の態度が大きくなって気に入らなくなり、それを豊寿にぶっつけるわけにいかないから、弱い立場の蓮子が犠牲になってしまった)

     矢島楫子はキリスト教徒で、足尾銅山の鉱毒事件では、田中正造たちを支援していたらしい。
     鉱毒事件で谷中の人々は苦しんだ。社会のしいたげられた人たちを救おうとして田中正造たちを支援したのだろう。

     しかし、身近にいた若い娘を自殺に追いやったのは、矢島の個人的な感情であり、自分が加害者だったとは自覚していないだろう。
       ある意味では、息子の許嫁を自殺に追い込んだ矢島楫子は、この本でとりあげているワガママうつ病的存在だったのではないか。

    石川啄木もそういう観点からみれば該当しそうである。
    自分の限界とか挫折を巧みに矛先をかわして、社会問題に振り向けたり
    友人達の親切をいいことに多額の借金のことも、自分の不真面目さではなく、社会のせいにしてしまった。

    外国にもそういう歴史上の人物はけっこういそうである。
    うまく問題をすり替え、自己弁護にうまい人物。

      −−−−

      登場人物のおさらい

    佐々城豊寿の姉の子が蓮子や黒光
       黒光といえば、カリーライスで有名だった新宿中村屋(インド独立運動の志士ボース)  荻原碌山は黒光に振り回された芸術家と聞く。

    佐々城豊寿の長女・信子に、国木田独歩が恋して、信子の両親の反対を押し切って結婚するが、独歩の貧困のため翌年離婚。 (結婚生活の維持に経済的安定は必要)
    (しかし、黒光の本を読むと、独歩より信子のほうを批判している)
    (信子と別れた独歩は再婚するが、こちらは貧しくとも最後まで結婚は続いた)


    矢島楫子の姉たちは熊本の名門家系として有名
     姉の順子(竹崎順子)は、横井小楠の高弟である竹崎茶堂と結婚し、熊本女学校校長となる。
     姉の久子(徳富久子)も同じく横井小楠の高弟である徳富一敬と結婚し、徳富蘇峰・徳冨蘆花の兄弟を生む。
     姉のつせ子(横井つせ子)は横井小楠の後妻となった。
    この姉妹4人は「肥後の猛婦」、「四賢婦人」と呼ばれるというのは、某研究会で知りました。


    横井小楠(よこい しょうなん)
     熊本藩において藩政改革を試みるが、反対派による攻撃により失敗。
     その後、福井藩の松平春嶽に招かれ政治顧問となり、幕政改革や公武合体の推進などにおいて活躍する。


    [No.7961] 誘拐犯ヒキガエル 投稿者:男爵   投稿日:2017/11/06(Mon) 07:00
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    アンデルセンの「親指姫」

    ある晩のこと、親指姫が可愛い寝床で寝ていると
    体が大きくて、みにくくて、じめじめしたヒキガエルが現れ
    「こりゃ、せがれの嫁さんに、もってこいだ」と言って
    親指姫の寝ているクルミの殻をかかえて、窓ガラスの割れ目から
    庭へ飛び降りました。

    そこには、広い大きな川が流れていて
    川の岸はじくじくして、どろ沼みたいになっていました。
    そこに、このヒキガエルは、息子と住んでいるのでした。

    親指姫はこの後、ヒキガエルたちに川面のスイレンの葉の上に運ばれ
    軟禁状態に陥ります。
    泳げない親指姫に対して「泳ぎの得意なヒキガエル」が印象づけられているが
    カエルに詳しい人が読むと違和感を感じるという。

    そもそもヨーロッパでは
    陸棲・短足・いぼいぼで乾いた肌のカエル(英語toad フランス語crapaud ドイツ語Kroeten)
    水棲・長足・滑らかで湿った肌のカエル(英語frog フランス語grenouille ドイツ語Frosch)
    と陸のカエルと池のカエルを区別している。

    親指姫に出てくるヒキガエルはそもそも陸棲のカエルなのに
    行動としては水棲のカエルになっている。
    デンマーク語でも、陸棲カエルはTudser 水棲カエルはFroer(oは特殊文字)と分けているが
    親指姫のカエルは Skruptudse(ヨーロッパヒキガエル)の単語が使われている。

      平田剛士:日本いきもの小百科  平凡社
    この本の著者は、アンデルセンはカエルのことはあまり知らなかったのだろうと推定します。

    悪役カエルのキャラクターを設定するのに、体が大きく、ゴツゴツして毒々しい色合いのヒキガエルろをもちだしている。
    外見はそれでいいが、行動は陸棲のヒキガエルではなく、水棲のカエルにしてしまった。
      こんなカエルは世界中どこにもいない。


    アンデルセンがいたら、これは動物の教科書ではなく、童話なのだから
    実際にいないカエルでもいいんですと言うかもしれない。

    創作の苦労や苦しみを理解しないで勝手なことをいう批評家には
    推理小説家や漫画家が時折怒って、ウルサイ、だまれ!というようなことを書いているのをみかけることがある。


    この本には
    グリム童話の「かえるの王さま」の童話を紹介して
    泉の中に誤って金の手まりを落としてしまって困っている王女の前にカエルが現れ
    「友だちにしてくれたら拾ってやる」と言い、王女が承諾すると
    カエルは潜って水中から手まりを探し出す。
    という場面を紹介しながら、カエルは Frosch(水棲ガエル)となって違和感のないことを述べている。

    作家も、時代考証みたいにその方面の専門家に一度書いたものを読んでもらって、チェックしてもらうのがいいのだろうか。


    [No.7960] カタカナ言葉 投稿者:男爵  投稿日:2017/11/04(Sat) 05:54
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    PCのマニュアルを読むと
    さっぱりわからないコンピュータ用語のカタカナで続出
    ユーザは困るのですね。

    欧米人にも理解しがたいカタカナのあふれる
    化粧品やファッション業界の雰囲気的な文章はいかがなものか。


    だが
    外来語のように、異文化、新技術導入の際には
    カタカナは便利でかつ必要なものです。

    たとえば
    エスカレータやファクシミリを別な日本語で言い換えたら
    ながい表現になってしまう。
    また、どう説明しても十分には説明できないだろう。

    アニメーション、パフォーマンス、シンドローム、アイデンティティー
    など(日本語に直されず)そのまま使われている言葉は少なくない。

    中国のコンピュータの参考書を読むと、Bugを「故障」、Debugを「排除故障」と書いてある。

    日本ならバグ、デバッグと、そのまま使うところだ。


    RAM:「随機存取存儲器」
     日本ならあっさりラムとかたずけている。
     ラムとはUSBメモリーのように、記憶を書き直したり、保存したデータを読み出すことのできる補助記憶装置をさす。

    ROM:「只読存儲器」
     日本ではロム
     映画や音楽ソフトのCDやレーザディスクのように、読み出しはできても、書き直すことのできない記憶装置をさす。

    一時期パソコン通信の世界では
    会議室の記事を読むだけの人をロム、読んだり書いたりする人をラムと呼んでいた。


    カタカナのない中国では
    外来語を漢字で置き換えて苦労している。

    日本語のカタカナ表記はすぐれた面がある。(日本語のカタカナ、ひらがな表記を見て、ずっと後で朝鮮でもハングル文字が考えられた。しかし、実用までにまた時間がかかっている)


    [No.7959] Re: タブレット 投稿者:男爵  投稿日:2017/10/29(Sun) 20:45
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    唐辛子紋次郎さん、みなさん、こんばんは。

    > 今でこそ、タブレットと云えば錠剤か、小型のパソコンを思い浮かべるひとしかいないようですが、古代オリエントでタブレットと云えば、粘土板文書になりますね。これは英語ではclay tabletというようですね。

    ありがとうございます。

    石板よりも粘土板文書のほうが
    タブレットの元祖みたいですね。


    [No.7958] Re: タブレット 投稿者:唐辛子紋次郎  投稿日:2017/10/28(Sat) 18:53
    [関連記事URL:http://http:/

     男爵さん、みなさん、こんばんは。

    今でこそ、タブレットと云えば錠剤か、小型のパソコンを思い浮かべるひとしかいないようですが、古代オリエントでタブレットと云えば、粘土板文書になりますね。これは英語ではclay tabletというようですね。


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