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[No.7473] 雪道散歩 投稿者:あや  投稿日:2016/01/18(Mon) 17:13
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横浜の初雪の情報を聞いたのは、1月12日朝のテレビニュースだった。その朝、
7時頃道路は濡れていたが何時頃に降ったかはわからない。

今日は18日、朝6時半にベッドから離れ、ベランダから外を見ると雪景色が広
がっていた。思わず、
「雪っ!」と叫んでいた私だった。雪大好き人間で、雪が降ると歩きまわるのだ。

今日は活動ホームのボランティアだったが、たぶん休みになるだろうと想像して
いた。そんなところへ電話が鳴った。
「お早うございます。今日は送迎をやらないことにしました。家の方が連れて来
られた所員さんだけを職員で世話することになりましたので、ボランティアさん
はお休みとさせていただきます」とのことだった。

1日家にいられるのはよかったと思ったが、歩かないことには耐えられそうにな
かった。
夫は店を休むと、ソファに横になりテレビの録画の囲碁・ゴルフ・韓国ドラマと
見たい放題だった。私はパソコンを開く気がせず、手芸に使う布地を裁断したり、
ハンガーに布を貼りつけたりとしたが、こんな日があってもいいかなと思ったが、
やはり外へ出ないことには気持がおさまらなかった。

昼食を済ませて、13時に家を出た。右へ曲り坂を何百メートルか下り、隣町と
の境界線を歩いた。
雪の上だったり、半分溶けかかって道路が見えていたりしたところを歩いた。車
道の上は雪もなく歩くのには楽だったが、車が来るたびに雪の上へ足を動かした。
それからは隣りの区との境界線を歩いたが、最近知り合った方が住む町の名が出
て来たのでそこを歩きまわった。

それが「失敗と言へば失敗」よけい歩けてよかったと思えば「失敗は成功の元」
だった、後者と思うことにした。
なぜかと言うと1時間時間歩いて帰ってくるつもりが、1時間30分歩いたの
だった。

区の違う町に入りこんだため、道がわからなくなってしまい、あっちへ歩き。こっ
ちへ歩きとなってしまったのだ。歩いている人はまったくと言っていいほどいない。
ときどき雪かきをしている人に会う位だった。4人ほどの方に訊ねながら歩いたが、
右へ行かなくてならないのに、左へ行ってしまったりとしたため、何度も聞かなけ
ればならなかったのだ。でもそのことで、余分に歩けてよかったとも思う。

山坂が多いわが町、歩きまわったところも急でないが山坂が多かった。町の中の広
い通りで、3人のおばさまに声をかけられた。
「よくそんなに速く歩けますね」
「ねぇ、ねぇ、どうしてそんなに速く歩けるの」
「ちょっとごめんなさい。すごいわ、速いのね」などから始まったが、そうなると、
その方の歩きに合わせてお話しをしながら歩いたのだった。私の歳を聞かれた方が
いたが、その方がなんと言ったかわからないが、その歳で走るように歩けることに
驚いていらした。
お医者様へ行く、買い物があるの、など言っていらした。

なんとかわが町が見下ろせるところまで来た時には安堵した。
そんなことで、ゆっくりと雪景色を見たりが少なかったと後悔したが、なんていう
ことはない、自分がゆっくりと山の上では上なりに、下に見える風景を堪能したり、
一軒家が続く隣りの区の雪の坂道を楽しんだりしなかったのが悪かったのだと反省
した。

今回は雪が降っている時間ではなかったことと、少し雪が溶けだしていてあまりき
れいではなかったからと思うことにした。

でも、雪の坂道を飛び跳ねるように歩けたことを感謝したい。道を訊ねたり、3人
のおばさまとの会話時間は歩数が少なかっただろうが、雪の道で、1時間30分歩
いた結果、歩数計は10500歩となっていたのはうれしかった。


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