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[No.7494] 古きをたずねて新しきを知る〜2 投稿者:唐辛子紋次郎  投稿日:2016/02/12(Fri) 09:47
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そのあと「該撒帝」にも苦しめられたけれど、これは沙翁の翻訳で名高いあの坪内逍遥も使っているんですね。「ジュリアスシーザー」を「該撒(しいざる)奇談 自由太刀余波鋭鋒★」というタイトルで使っている使用例を、ネットでいま、確認したところです。

 ★これも、説明が必要ですね。「じゆうのたちなごりのきれあじ」、というんだそうで。そう聞くと、なんか、歌舞伎の名題を思わせるような、独特な響きがありますね。

  むかし、ナポリを表す漢字に、ある人が、汝惚里とやったのを見て、えらく感心したことがありますが、当時の人口を「実記」はたしか「448、743人」としていました。

 しかし、現在では96万とか。一行による明治初年の訪問から、およそ150年もたったにしては、この人口増は、あっしには、そう大した変化でないようにも思えますが。

 それから、ナポリと云えば、誰でも知っている「ナポリを見て死ね」と云う言い回しが有名ですね。これを「実記」でみると「以国人ノ諺ニ、那不児ヲ一覧シタル後ニ死ナント謂フトナリ」といった具合になるようです。また、ポンペイについては、「紀元ノ初メ、地ニ埋没セシ都府ヲ、掘出シタル奇跡ナリ、」となっていました。

 仏羅稜がフローレンス、フィレンツェというのにも往生しましたが、嵌口細工はモザイクのことを云っているのでしょうか。同書には、べつに答えが書いてあるわけではないので、ただ想像するだけです。(-_-;)        

 こういう本というのは、真面目に付き合うと、タバコではありませんが、そのうち健康に影響を及ぼす恐れがありそうなので、生真面目に取り組まず、かかりつけの医師と相談の上、適当なところで止めた方が、いいのかも知れません。(-_-;)  (つづく)


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