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[No.7532] 古きをたずねて新しきを知る〜なおなお 投稿者:唐辛子紋次郎  投稿日:2016/03/10(Thu) 15:29
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 おなじ敗戦国のイタリア、終戦直後の状況を活写し、観るものの多くに大きな感銘を与えたイタリア映画に「自転車泥棒」がある。この映画で、主人公の妻が、占い女のところへ出かけるシーンがある。

 占いとか、迷信は理性のある人間に、ほんとうに必要かとも思われるが、弱きものである人間は、やはり最後はこういうもの頼る。

 不世出と云われた双葉山も一時、璽光尊に帰依、警察に逮捕されたりしている。

 あちらの新聞には、まいにち、数独とともに、星占いが掲載される。じつは昨日、上野で「カラヴァッジョ展」を観たが、ここでも、ふたりの女占い師に出会った。

 黒い猫にあうと、凶兆とかのいわゆる、迷信もある。

 「椋鳥」では、どうか。アンリ・ベルンシュタインという脚本家は、脚本のタイトルが、かならず6字でないと当たらないと信じ込んでいる。ところが、6字だったのに不人気と云うのが出た。音楽家にも似た様なのがいて、マスネやサンサーンスは、初日にはゼッタイ行かないという。さて、

 日本でも病気平癒、交通事故のお守りとか色々あるが、ドイツにもパッサウ札という、怪我をしないで済むお札があるそうだ。これなんか、大量に仕入れて、メロウの全国大会かなんかで配りたくなる。

 テトラッツィ−ニという歌手(性別不明)☆は、短刀を床に落とし、3度続いて床に立てば、きっといい声が出ると信じていた。また、

 ウサギの足をポケットに入れて舞台に出るものもあるが、ドナルダというのは、ちょっとたちが悪く、自分に運が向いてきたと思えるまで、服のボタンをつぎつぎと引きちぎるので、衣装係が大変だという。

 科学的な事件については、ハレーすい星。これは日本では7世紀にすでに観測がなされているようだが、「椋鳥」では、イタリアのローマで、1910年の1月18日に観測されたことが出ている。

 ☆カルーソの時代に、ルイザ・テトラッツィーニというソプラノがいたことは確認したのだが…。       (つづく)


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