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[No.7609] 落とし物3つ 投稿者:あや  投稿日:2016/05/26(Thu) 21:02
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落とし物3つ

 西村橋でバスを降りた。すぐ歩道になっているが、その歩道の真ん中に鳩?
の死骸のようなものがあった。羽は上向きに広がっていて、その下にある頭か
ら血が出ているような感じだった。気持悪かった。歩いている人は何人も思わ
ないのかと考えてしまった。跨ぐが避けなければならない位置にあるのだ。

 これではまずいと思い、何かこれを持つものはないかと回りをみたがあるは
ずはなかった。あとから降りてきた女性も目を向けてくれた。
「これではだめですよね。こんなところに置いておいては」と言うと「そうで
すね」と言ってくれた。私はバックからテッシュを出して、羽を掴んで反対側
の自動販売機の隣りの方に移した。そこだと誰かが捨ててくれそうな感じがし
たのだ。女性はそばにいてくれて私の大きな袋を持ってくださっていた。
「よかったですね」と言い合いながら別れた。万が一気づかずに踏む人がいた
り、びっくりして転ぶ人がいたりしたら困ると思ってのことだった。

 それから300メートルくらい歩いたところくらいだったか。不動産屋の店
のドアを外れたところに何かの糞の塊のようなものが3,4か所に散らばって
いた。ころんとしたものでなく3角形の山のような形をしていた。これも気持
悪かった。ここも歩く人がいるだろう。鳩の被害と同じ状況になると思った。
でもこれを片づけることはできない。「これは、まずいわ。踏む人がいたら大
変」と思い、店の人に話そうかと思って店先に寄ったら、中から男性が出てき
た。
「こんなものがあるんです。片付けないと踏む人がいたりして、店先も汚れる
かもしれませんね」と言うと、見に来てくれ頷いてくれた。そして私に頭を下
げ店に入って行った。
「ありがとうございます」と言った私だった。少し歩いて振り返ると、男性が
頭を下げて真剣に取り除いている背中が見えた。
「すみません、お世話をかけて」と声をかけた。男性は無口な人なのかで声を
出さない。私がいたお陰でよかったと自画自賛のごとく思った。

 そのあと編集会議が終って、次の会へと廻った。集会場へ入り、会は始まっ
たが、まだ来ない人がいたため、ドアを開けておいたが、外の声が入って来る
ので締めに行った。通路を見ると、紙マスクと紙きれがエレベータの前に落ち
ていた。どうでもいいことだと思ったが、気にかっかった。「これで3回目」
と思いながら、拾いに行き丸めて手持ちのビニール袋に収めた。
 最近はくずかごが置かれてなく、自分で始末することになるのだ。

 つい余計なことをしてしまう私だが、こんな3つものことに出会う日がある
なんて面白いと思ってしまった。

 
*追伸
 何日か経った昨日のこと、電車の中に薬局の薬の袋のようなものが落ちてい
た。ビニール袋に見えたので、万が一踏んで滑って怪我でもしたらいけないと、
拾った。
 そばにいたおばあ様が見ていたので、
「ビニール袋みたいなので、滑ったら危ないので」と言ったら、
「紙に見えました。危ないですね」とおっしゃった。
改札を出るとき、ごみ箱があったので、捨てようとしたが開かない。駅員に
聞いたら、
「今、警戒中で鍵がかかkっています」みたいなことを言った。結局持って
帰ってきた。

 毎日のようにこんなことをしている私である。


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