画像サイズ: 730×590 (74kB) | マンガ本あり ヤング向き本 でした。
石子順の手塚治虫の本は実によく調べて書いています。 少女マンガの歴史みたいなものです。
手塚治虫からはじまって、石ノ森章太郎、赤塚不二夫 それから 浦野千賀子、水野英子、里中満智子、大和和紀と女性マンガ家の繁栄時代となるのですが 萩尾望都や竹宮恵子のマンガはわかりません。(その雰囲気は私には異次元の世界)
新撰組の近藤勇、そして土方歳三。 なにしろ土方歳三は函館にある写真では、フランス軍のかっこいい兵士みたい。 近藤勇が江戸最後の浪士 に対して明治の軍人かと思わせるような土方歳三。
新撰組をともかく引き立てて、活躍の場を保証したのは、京都守護職であった会津藩主松平容保(まつだいらかたもり)だった。
池田屋事件で、新選組は、長州藩の「祇園祭の前の風の強い日を狙って御所に火を放ち、その混乱に乗じて中川宮朝彦親王を幽閉、一橋慶喜・松平容保らを暗殺し、孝明天皇を長州へ動座させる(連れ去る)」という計画を未然に防いだ。
だから、特に長州藩は(復讐の意味で)会津を徹底的に攻撃した。 会津藩・新撰組vs薩長の官軍 幕末から明治にかけて、戊辰戦争をふくむ歴史に、夏目漱石も感じたであろう矛盾とかもろもろのことが、「坊ちゃん」に反映している。 と色々思うのですが、それはいずれどこかで。
孝明天皇は会津藩主松平容保に信頼をよせていた。 よろしく頼むぞという孝明天皇の手紙は、お城のそばの福島県立博物館にあります。 孝明天皇が亡くなってから、会津に逆風が吹いたのでした。したがって、孝明天皇の世では、新撰組も日の当たるスターだったのですが。
うつほ物語 竹取物語と源氏物語をつなぐ位置にある古典 やっと、いま読んでいます。 藤壺、朱雀院、女一宮 などなど源氏物語に出てくるキーワード やはり源氏物語は、うつほ物語に大きな影響を受けている。
母を失い、父を失い、召使いたちも去っていき、とうとう一人になった(俊蔭の)娘 あばらやに住むヒロインをめぐる話は、源氏物語の末摘花と須磨から戻った光源氏との再会を思い出させます。 (おそらく紫式部は、うつほ物語のこの娘に感動して、源氏物語に再現したのでしょう)
頼りにする使いの人もいなくなり、荒れ果てた邸で、ひとしおもの寂しい冬を過ごしていた末摘花。 とうとうそこに(やっと)光源氏がやってきて、彼女は源氏に引き取られ幸せになる。 |