[No.10206]
Re: 〃> 啄木の初恋
投稿者:男爵
投稿日:2017/07/11(Tue) 10:12
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kazuさん ありがとうございます。
石川啄木の秘密 大沢博著 光文社 昭和52年
啄木には幼なじみの沼田サタ(通称サダ子)がいたが、啄木八歳のとき彼女は十一歳でジフテリアにかかり死んでしまう。
啄木が三歳のとき妹光子が生まれて、長姉さだが母に代わって啄木の世話をしたが
啄木が六歳のとき姉さだは嫁いでいってしまった。
それから啄木はサダ子とよく遊んだ。(証言する啄木の年上の女性たち。彼女たちは啄木とサタが遊ぶのを見ていた)
彼女の姿をひと目見たくて、啄木は墓を掘っているところを、大人たちに見つけられ厳しく叱られる。
「いたく錆びしピストル出でぬ砂山の砂を指もて掘りてありしに」
この歌は、幼い啄木が土葬の墓を手で掘っていたら骨が出てきたことを、詠んだのだと
大沢先生は説明するのです。
> 肝心な沼田サダの画像はありませんが(;O;)
>
> 彼女についての記事が見つかりましたので、
>
> 以下に付記します〜(^^ゞ
> ∇
> 啄木には 幼なじみの沼田サタ(通称サダ子)が
> いた。宝徳寺(岩手)本堂再建に献身的に尽力し
> た大工:沼田末次の娘で、薄幸の少女で、いつも
> 汚れた身なりをしていた。啄木が8歳の時、彼女
> は11歳で、ジフテリアに かかり死んでしまう。