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[No.10203] Re: 動画:《 凌霄花(のうぜんかずら)2017 》 投稿者:男爵  投稿日:2017/07/06(Thu) 19:38
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kazuさん

> わが家に向かって、隣の団地の
>
> 南側出口で、アーチ状の生垣に
>
> 夏の花「凌霄花」が咲いてます。

凌霄花(のうぜんかずら)といえば
石川啄木の詩を思い出します。

啄木のはじめての恋人 沼田サダ(サタ)
長詩「凌 霄 花」(=のうぜんかづら。詩集「あこがれ」所載)に詠まれる。

http://www.geocities.jp/ibjisui/tabo/nouzenkazura.html


[No.10206] Re: 〃> 啄木の初恋 投稿者:男爵  投稿日:2017/07/11(Tue) 10:12
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kazuさん  ありがとうございます。

 石川啄木の秘密  大沢博著   光文社  昭和52年

啄木には幼なじみの沼田サタ(通称サダ子)がいたが、啄木八歳のとき彼女は十一歳でジフテリアにかかり死んでしまう。

啄木が三歳のとき妹光子が生まれて、長姉さだが母に代わって啄木の世話をしたが
啄木が六歳のとき姉さだは嫁いでいってしまった。

それから啄木はサダ子とよく遊んだ。(証言する啄木の年上の女性たち。彼女たちは啄木とサタが遊ぶのを見ていた)

彼女の姿をひと目見たくて、啄木は墓を掘っているところを、大人たちに見つけられ厳しく叱られる。

「いたく錆びしピストル出でぬ砂山の砂を指もて掘りてありしに」
この歌は、幼い啄木が土葬の墓を手で掘っていたら骨が出てきたことを、詠んだのだと
大沢先生は説明するのです。


> 肝心な沼田サダの画像はありませんが(;O;)
>
> 彼女についての記事が見つかりましたので、
>
> 以下に付記します〜(^^ゞ
> ∇
> 啄木には 幼なじみの沼田サタ(通称サダ子)が
> いた。宝徳寺(岩手)本堂再建に献身的に尽力し
> た大工:沼田末次の娘で、薄幸の少女で、いつも
> 汚れた身なりをしていた。啄木が8歳の時、彼女
> は11歳で、ジフテリアに かかり死んでしまう。