男爵さん、お早うございます。
> 最初、神戸で見たのですが > いまでは東京でもたくさんありますね。
都心、それに都心に向かう通勤電車ではこれは必要でしょうね。 ひところ、「触った」疑惑で通勤途中で駅舎までひっぱられ警察沙汰 になった事件(濡れ衣だったらしかった)があり、その通勤途中だった 男性の仕事も(生活も)大変な被害を受けた、という内容だったと思い ますが、それ以後、殿方は「満員電車に乗ったら、両手は絶対に下にさ げない」と言う人が何人もいました。
私は女性専用車ができる前、3日だけ都心に通勤ための電車に乗った ことがあります。通勤電車が大変なことは聞いていたので、あらかじめ 同じ駅から都心に通勤していた友人に同行を頼んで電車に乗りました。
駅のホームでは並んで電車を待つのですが、列は最初に来る電車を待 つ3列の組、その横に次に来る電車を待つ人たちの3列に並んだ組、更 にその横にもう一組、その次に来る電車を待つ人たちの組、という風に 駅のホームに並んでいるのです。そして、ひっきりなしに入ってくる電 車に吸い込まれるように最初の列が乗り込んでドアが閉まると、横に並 んでいた行列が横に移動して次の電車を待つのです。
そんな満員の電車に乗ると、今度は身動きもできない状態で少しずつ 奥に押し込まれます。そういう風にしていくつかの駅に留まったり通過 したりして終着駅(池袋)に着くと、順番にホームに押し出されるので すが、このときも人の後ろからついていく以外に横に抜けることなど論 外です。終着駅(池袋)からは地下鉄や山手線等々、それぞれの人の流 れが列になって動いていきます。自分の目的にしている方向に動いてい る人の流れに乗っていないと、違う方向に連れて行かれます。いったん 乗った人の列を抜けるのはタイヘン、違う方向に押されて行くより仕方 ない状況になってしまうのが必然なのです。
そんなこんなしているうち、通勤電車に女性専用車ができたのですが、 賛否両論あったのも記憶しています。大変な通勤電車事情が今日まで続 いているかどうか知りませんが(時間差通勤などができたとか?)東京 という大都市では、各事業体に働く人たちの都心に向かう通勤事情が変 わらない限り仕方のないことかもしれませんね。
まや
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