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[No.9533] 雑学「3つ重ねの字」 投稿者:多摩のけん  投稿日:2016/08/02(Tue) 05:46
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みなさま、おはようございます。

以前、森のように同じ字が3つ重なっている字について書いたことがあります。
その時は、森、轟、犇の三字でした。

犇(ひしめく)は、牛ですが、馬では「ひしめかない」のかなァ〜 などと書いたような気がします。

ところが昨日、電車の中で文庫本を読んでいたら「第4の字」が出てきました。

「驫」です! 

しかも、「馬」ではありませんか!

何と読む? 「とどろき」です。
馬では牛のように「ひしめかない」で「とどろく」のです。

牛は「ひしめき」ながら、ゆっくり歩き、馬は「とどろき」ながら、走り抜けるのでしょうか?

何となく、光景が浮かびますね。

                       多摩のけん


[No.9534] Re: 雑学「3つ重ねの字」 投稿者:yuki  投稿日:2016/08/02(Tue) 09:49
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多摩のけんさん、皆様お早うございます、yukiです。

> 以前、森のように同じ字が3つ重なっている字について書いたことがあります。
> その時は、森、轟、犇の三字でした。
>
> 犇(ひしめく)は、牛ですが、馬では「ひしめかない」のかなァ〜 などと書いたような気がします。
>
> ところが昨日、電車の中で文庫本を読んでいたら「第4の字」が出てきました。
>
> 「驫」です! 

ありゃ、私は大阪の生まれです。と言うわけで「姦し三人娘」がすぐ出てきます。
品はこの範疇ではないのでしょうか、分かりませんが。

これ以外は知りません。


[No.9535] Re: 雑学「3つ重ねの字」 投稿者:くるくる  投稿日:2016/08/02(Tue) 10:55
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多摩のけんさん、yukiさん

なるほど!
面白いですね〜。

姦しい・・・ ウッフッフ!(^_-)-☆


[No.9538] Re: 雑学「3つ重ねの字」 投稿者:多摩のけん  投稿日:2016/08/02(Tue) 16:31
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yuki さん、皆様

> ありゃ、私は大阪の生まれです。と言うわけで「姦し三人娘」がすぐ出てきます。
> 品はこの範疇ではないのでしょうか、分かりませんが。

   「姦しい」がありましたね。
   これは、忘れていました。

    私を取り巻く女性は、みんなおしとやかですから。

    わが奥方は間違いなく「姦しい」に分類されますが、
    そう思わないことにしています。

    そうしないと、今後、この世を生きていけない現実があります。(ーー゛)

                             多摩のけん

  


[No.9536] Re: 雑学「3つ重ねの字」 投稿者:唐辛子紋次郎  投稿日:2016/08/02(Tue) 14:23
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 多摩のけんさん、みなさん、おひさです。

雷が4つで『ホウ』、龍が4つでテツ、魚が4つで『ギョウ』でぎょざいます。それから、紋が5つで『ゴモン』。これはどうかな。


[No.9539] Re: 雑学「3つ重ねの字」 投稿者:多摩のけん  投稿日:2016/08/02(Tue) 16:54
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紋次郎さん

> 雷が4つで『ホウ』、龍が4つでテツ、魚が4つで『ギョウ』でぎょざいます。

  このあたりは、さすがに紋次郎さんの独壇場ですね。
  わが家の「字源」には記載されていません。(ーー゛)

> それから、紋が5つで『ゴモン』。これはどうかな。

  これは、文部科学省に申請しましょう。
  重ね方は、「将棋の駒」型で如何でしょうか。

                       多摩のけん


[No.9537] Re: 雑学「3つ重ねの字」 投稿者:唐辛子紋次郎  投稿日:2016/08/02(Tue) 14:47
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三字だと蟲や森はむかし習いましたね。品、昌、唱、晶なんかも。磊落のライとか。贔屓の贔、聶などは、化けませんね。


[No.9540] Re: 雑学「3つ重ねの字」 投稿者:多摩のけん  投稿日:2016/08/02(Tue) 17:09
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紋次郎さん

> 三字だと蟲や森はむかし習いましたね。品、昌、唱、晶なんかも。磊落のライとか。贔屓の贔、聶などは、化けませんね。

  結構、身近にありますね。
  気づきませんでした。

  ところで、虫と蟲はどう違うのでしょうか?
  感じとしては、蝉などで、地下にいる間は蟲、地上に出ると虫。

  または、「うじむし」のように、飛ばなくて地をはうのが蟲。

  もっとも、虫は蟲の略字と書いてありました。
  そうなると、この2つは区別がなくなります。

                         多摩のけん


[No.9542] Re: 雑学「3つ重ねの字」 投稿者:男爵  投稿日:2016/08/02(Tue) 17:42
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多摩のけんさん、 紋次郎さん、みなさん

> > 三字だと蟲や森はむかし習いましたね。品、昌、唱、晶なんかも。磊落のライとか。贔屓の贔、聶などは、化けませんね。

>   ところで、虫と蟲はどう違うのでしょうか?
>   感じとしては、蝉などで、地下にいる間は蟲、地上に出ると虫。

>   もっとも、虫は蟲の略字と書いてありました。

蟲は虫の異体字と書いてある本がありました。

どうやら 蟲のほうが元祖みたいですね。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E8%99%AB

それにしても 紋次郎さんは
(ヨーロッパ系の)外国語につよいだけでなく漢字の博士でもありますね。


[No.9543] Re: 雑学「3つ重ねの字」 投稿者:唐辛子紋次郎  投稿日:2016/08/02(Tue) 18:16
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 多摩のけんさん、みなさん、こんばんは。

>   または、「うじむし」のように、飛ばなくて地をはうのが蟲。

>   もっとも、虫は蟲の略字と書いてありました。
>   そうなると、この2つは区別がなくなります。

 2匹あるいは、3匹以上を蟲、1匹だと虫、な〜んちゃって。(^_-)-☆

  ムシといえば、故人の江戸川乱歩さんあたりが作品のタイトルに『蟲』をつかっ
たりするのは分かるのですが、昭和19年生まれの奥本大三郎さんのような人が
『百蟲譜』を書いたりすると意外な感じがしますね。また、探偵作家の小栗虫太郎
(ペンネーム)さんは、明治34年生まれだから、蟲太郎でもいいのに、虫太郎なん
すね。なんかフシギ。


[No.9544] Re: 雑学「3つ重ねの字」 投稿者:男爵  投稿日:2016/08/02(Tue) 19:05
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唐辛子紋次郎さん、みなさん、こんばんは。

>   ムシといえば、故人の江戸川乱歩さんあたりが作品のタイトルに『蟲』をつかっ
> たりするのは分かるのですが、昭和19年生まれの奥本大三郎さんのような人が
> 『百蟲譜』を書いたりすると意外な感じがしますね。

奥本大三郎はおそらく下記の伝統を意識して書いたのでしょう。

栗本丹洲「千蟲譜」
http://www.lib.a.u-tokyo.ac.jp/tenji/125/02.html

伊藤若冲「菜蟲譜」
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=808

奥本大三郎には
「ファーブル昆虫記」翻訳をはじめ
「虫の春秋」、「捕虫網の円光」、「奥本昆虫記」などたくさんあります。