何故、願い事をするとき、神社で絵馬に書くのでしょうか?
昔から、神様に願い事をする時は、いろいろなものを献上していました。 米をつくる農耕民族にとって、最も大切なお願い事は「雨乞い」です。 水がなければ、稲は育たないからです。
そこで、干ばつで切羽詰った時は、大切な働き手である馬を献上したのです。
その真剣な願いは引き継がれ、鎌倉時代の頃から絵馬にかわり奉納するようになったのです。
現在でも、絵馬には合格祈願や病気回復など「必死の願い」を書いています。
「雑学子どもにウケる たのしい日本」 坪内忠太 新講社
多摩のけん
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