「釜めし」は、駅弁の人気ものの1つで、特に某峠の釜めしは有名です。
ところで、釜めしはいつ頃できたのでしょうか?
大正12年午前11時58分に関東大震災が起り、東京は焼け野原になりました。 その3日後、人々の空腹を満たすために、「すいとん」の屋台が建ち並び、 「釜めし」が出はじめました。 焼け跡に残った釜を使って、まぜご飯を作ったのです。
これにヒントを得て、浅草のめし屋のおかみさんが、1人用の「釜めし」を作り、 これが、全国的に拡がったのです。
「雑学子どもにウケる たのしい日本」 坪内忠太 新講社
多摩のけん
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