嘘つきのことを「ホラ吹き」といいますが、何故でしょう?昔、武士が戦いを始める時、ホラ貝を吹いて気勢をあげました。山伏も山で修業する時、ホラ貝を吹きました。ホラ貝は、驚くほど大きな音を出すのです。そこから、ものごとを大袈裟に言ったり、ウソを交えながら言ったりする人を「ホラ吹き」というようになったのです。 「雑学子どもにウケる たのしい日本」 坪内忠太 新講社 多摩のけん