携帯電話の充電問題は ニュージーランド地震の被災者が、電池がなくなるからメールは送らないでといってきたというニュースが報道されていたように、いざというときに一番切実な問題ですよね。
海外では、人体の熱で充電できる、とか、いろいろな方法が開発されていますが、私は、手巻き式の携帯電話充電器をもっています。ラジオと同じ方式ですね。
5年前にニフティからモバイルシニアネットプロジェクトで防災グランプリを受賞したときの記念品です。
むろん 充電してあっても ネットワークにつながらなければ 使えないのですが 音声は難しかったですが、ショートメールはけっこう使えました。
発災直後は、なかなか厳しいですが、その後の生活支援や安否確認、ワンセグでのテレビ放送の受信等々。 なにより メールやネットを通じた 精神的な励ましの道具として 携帯電話は 災害時に大変 便りになるのではないかと思います。
使い方が 良くわからないという高齢者が まだまだたくさんおられます。
ひとりでも多くの高齢者の方に、情報技術の恩恵が届くといいなあと、高齢者のための 無料電話教室の開催にこだわってがんばっています。
無料というと すべてボランティアがやってただ働きかい、という誤解をされますが、そうではないのです。
私が提案している無料教室は、企業や行政が支援をすることで、運営者が無償で実施する部分は少なく、高齢の参加者の負担を少なくできる工夫をしています。
とはいえ、無償で協力してくださる多くの人たちの支援をいただかなくては できない部分もあります。
そうした人たちには、お金とは違った 価値のある何かを届けたいとがんばっています。
きりん
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