[No.216]
「熱中症」体験記
投稿者:マーチャン
投稿日:2011/07/28(Thu) 18:21
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前夜の天気予報では「明日から曇りがちになり、涼しくなる」と言っていた。
そのとおり、翌朝は、厚い雲に覆われていた。
前日くらいから、妙に体がだるく「少したるんでいるのでは」と気にしていた。
予定していた買い物にはバスでも電車でも行かれるが、
いい機会なので、歩いて出かけることにした。
歩くことは気持ちがいいし体にもいいと思ったから。
しかし、歩き始めて20分もすると、雲が割れて太陽が燦々と輝きだした。
やはり、7月後半の太陽の光は強烈。次第にジリジリと肌を焼かれる。
そのうち、また、体がだるくなった。
「どうもおかしい」と思い、買い物をやめて帰宅することにした。
その判断は正しかったが、この程度の距離なら十分歩けると思って、
そのまま歩きで帰宅した。
家につくと、なんとも言えなく気分が悪い。
すべての窓を開け放って風通しを良くし、シャワーを浴びたら少しは気分が良くなった。
そのまま、うとうと眠っていたようだ。
気がついたら、食事の時間。しかし、まったく食欲が無い。ワタクシメとしては極めて珍しいことだ。
オマケに、体は熱いのに、アシは冷たい。なんだか変だ。
起き上がって、体温計を探す。測ってみると37.6度。少し発熱しているようだ。
「ははあ、これは世に言う『熱中症』の軽いのではあるまいか」と思った。
であれば、水分をとらねばならない。
しかし大嫌いなスポーツドリンクがすんなり胃に収まりそうもない。
結局、ペットボトルの冷たいお茶と梅干しであれば胃が受け付けてくれそうな気がした。
そのとおり、胃には収まったが、激しい下痢をした。
しかし、お茶の温度を上げたり下げたりして、少しずつ、何度も飲んでいるうちに、少し元気になった。
次に、非常用食品箱にあった「白粥」に梅干し、これもオーケー。次は、おかゆと温泉卵。
これもオーケー。
そのあと、飲み物を少しずつ何度も飲んだら、かなり気分が良くなった。
結局、一晩寝たら、ほぼ回復した。
あとで考えると、これは軽症ながら立派な熱中症です。
どうぞ、みなさんもお気をつけて。真夏の太陽をバカにしてはいけません。