私が読んだ本 
(期間:2011.11.1 - 2011.12.31)

 子どもの時から今に至るまで、たくさんの本を読んできました。
 そこで、みなさんが読まれた本を紹介してください。
 元気の出る本でもいいし、楽しい本でもいいし
 役に立つ本でもいいです。
 電子図書のことでもいいです。


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  • [No.645] Re: 山口瞳 投稿者:   投稿日:2011/12/18(Sun) 15:31
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    さんらく亭さん

    酒の本も、オークションで大分処分してしまいましたが、(それでワインを買った)
    残っているのに
       「酒呑みの自己弁護」がありました。 昭和48年発行。

    山藤の絵が楽しいヤツです。


    [No.644] 三陸物語 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/18(Sun) 12:10
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    萩尾信也:三陸物語

    被災地で生きる人びとの記録

    危機一髪で助かった人
    何人かの人を助けた消防子の活躍
    家族の大半を失った人
    誰に助けられたかわからないが背負われ避難所まで担ぎ込まれた人

    「毎日新聞」2011年5月2日〜9月1日連載
    「三陸物語」に加筆修正したもの。


    [No.643] Re: 豆本 投稿者:   投稿日:2011/12/18(Sun) 10:33
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    唐辛子紋次郎さん

    >  サントリーバーでなく、トリスバーでしたか。今さっき、辻勲、草野心平、石津謙介を見つけました。洋酒天国編集部や、洋酒マメ天国編集部などと書いてあるのは、実際にはだれが書いたんでしょうねえ。

    この雑誌は「壽屋の洋酒チェーン」という看板のかかったサントリーバー、トリスバー
    で呉れたんですが当時はまだサントリーは品薄で値段も高く、安サラリーマンが気楽に
    行けるのはトリスバーでした。バーの数も銀座以外は圧倒的にトリスバー全盛でした

    編集部といっても写真や装丁以外は22号までは開高健、その後は山口瞳がほとんど
    一人でやってました。当然そのあたりで編集のカラーが変わってきました


            さんらく亭@甲子園


    [No.642] 聖書 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/18(Sun) 10:11
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    唐辛子 紋次郎 さん、みなさん

    > > * 旧約のその個所を見ると、ただ大きなさかなun grosso pesce (inghiottisse Giona.)となっているので、ほんとうはクジラでもサメでも何でもいいのかも知れない。

    > 昭和45年の新改訳聖書(日本聖書刊行会)を見てみました。

    札幌のアメリカ人の牧師さんに勧められた聖書です

     > そして、ドイツのクリスマス市で買った DIE MERIAN BIBEL も見ました。

    ドイツで買った聖書には銅版画が載っていて
    見ていても楽しいです。

    私は新約聖書は英独和のほかにも
    中国、韓国と揃えてあります。
     読めませんが。


    [No.641] Re: ヒポクラテスの憂鬱 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/18(Sun) 07:54
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    > 鈴木厚医師  文光堂

    子どもがアメを欲しがるように大人はビタミンを欲しがり、子どもがおもちゃを欲しがるように大人は健康器具を欲しがる。

    健康はいわずとしれた人間の願望であるが、この人間の願望につけ入るのが健康商法である。
    たかが大人のおもちゃ産業ではあるが、医療人の敵である悪徳健康商法を許すわけにはいかない。

    まず新聞1面の下段に注目してほしい。
    ガンは治る。アトピーが消える。万病に効く。
    このように刺激的な本の広告を見ることができる。
    これはバイブル商法と称するもので、本を購入すれば自社製品の効果が書いてあり、この宣伝により商品を購入させようとする商法である。
    被害者は新聞の広告、書籍、筆者の肩書き、高価な値段などの権威にだまされて商品を買うことになる。

    昭和61年のゲルマニウムによる6例の腎不全死亡例が最も甚大な健康食品の被害であるが、このバイブル商法は絶えることがなく平成14年の中国製ダイエット食品事件へと連続している。
    これらが無害であれば夢を売る商売ともいえようが、健康商法は毒にも害にもなるのである。
    健康商法は人間としての良心を捨てれば楽に儲かる商売といえる。

    健康食品に関する苦情は国民生活センターだけで3万件、その中でもダントツ1位はチラシ広告で有名なクロレラである。
    クロレラ商法が巧妙なのは、病気にクロレラが効くと書けば薬事法違反で逮捕されるので、チラシには体験談を載せ効果を代弁させている点である。
    しかも広告ではなく記事と思わせるところがあくどい。
    クロレラの被害は、平均購入額が50万円という高価な値段に加え、副作用としての下痢、嘔吐、皮疹である。

    健康食品はドクダミ、黒酢、霊芝など2000種類にも及ぶが、効果を示す科学的証拠はどこにもない。
    効きそうな雰囲気だけである。
    もし健康食品産業に良心があるならば、二重盲検法を第三者に委託して有効性を検討すべきである。
    これは製薬会社も同じである。
    栄養過多の日本人になぜ栄養ドリンクが必要なのか理解できない。
    栄養ドリンク類は派手な宣伝で年間1800億円を売り上げている。
    ユンケル黄帝液、エスファイトなどの効果も二重盲検法で科学的に比較すべきである。比較するのは牛乳におちょこ一杯の酒を加えたもので十分だ。
    厚労相のお墨付きで機能性食品が売り出されているが、これも二重盲検法による検討はなされていない。
    非科学的な雰囲気によるお墨付きで、本当に大丈夫なのだろうか。


    [No.640] ヒポクラテスの憂鬱 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/18(Sun) 07:50
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    鈴木厚医師  文光堂

    日本語の特長は、相手を気づかう気持ちが言葉の根底にあることで、これが日本人の美的な心情を表している。
    日本人の奥深い心づかいなのである。
    しかし最近、欧米流のストレートな言い方が大手を振るうようになってきた。
    相手の気持ちを考えない自分勝手な言い方である。

    医療現場において問題になるのは「癌の告知」である。
    欧米人がストレートに癌を告知するのは、欧米が契約で成り立つ社会だからで、生命に関しては神との契約、医療に関しては医師との契約が基本にあるからである。
    一方、日本において癌の告知が進まないのは、日本の医師が患者を気づかう優しい心を持つからで、世間が邪推するような医師の傲慢さによるものではない。

    患者の心情を理解せず、癌の告知をつっけんどんにいう医師がいるが、これは間違いである。
    癌の告知を無神経にやられたら、不幸な患者を増やすだけになる。

    癌の告知には医師と患者の心のコミュニケーションが必要で、コミミュニケーションを透しながら、医師は患者にどのように告知するかを判断するのである。
    初対面の医師に癌ですと言われたら、患者の心はどれほど傷つくかわからない。
    医師は正直でなればいけないが、正直以上に大切なのは相手を気づかう心である。

    何でも欧米の真似ではいけない。


    [No.639] 世界の秘話 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/18(Sun) 07:45
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    庄司浅水ノンフィクション著作集 世界の秘話  三修社

    ナポレオンを敗退させた陰の女性 トルコ皇后エイメ
     ナポレオンがモスクワ遠征で敗退したのはモスクワの冬将軍もあったが
    その陰には、一人の女性の報復の手のあったことを見逃してはいけない。
    その女性はトルコ皇后エイメである。彼女は自分の生んだ息子マフムトがトルコ皇帝となったため皇后の地位についた。

    そのとき、ナポレオンはジョセフィーネを離婚してオーストリア皇女マリー・ルイズと再婚したのだった。ナポレオンは跡継ぎがほしかったから。

    フランス領の西インド諸島東部の小アンティル諸島のなかにマルティニク島がある。
    このマルティニク島のサトウキビ農園主の娘として生まれたジョセフーヌは両親が病死したため、伯父夫婦のもとに引き取られた。この伯父夫婦にはジョセフィーヌより2歳年上のエイメがいた。

    従姉妹同士のエイメとジョセフィーネは仲良しだった。
    あるとき黒人の占い女から次のような予言を与えられた。
    ジョセフーヌは二度結婚して、二度目の夫は多くの国々を征服し、ジョセフーヌも一国の皇后よりも高い地位に上るが、のちにこれを失う。
    エイメは航海中にイスラム教徒の海賊に襲われ、トルコ皇帝のハーレムに連れてゆかれ、皇帝の息子を生む。その後、半生を通じて広大華麗な宮殿をわがものとして絶大な権力をふるうことになる。

    はたして運命は予言そのままにすすみ、ジョセフーヌを離婚したナポレオンは
    1812年にロシアとトルコが戦っているため、トルコ皇帝マフトム二世にロシアとの戦争資金として巨額の援助を申し出たが、トルコからなんの返事もなかった。
    ナポレオンがロシア遠征にむかったとき、トルコ皇帝はロシア皇帝との秘密の講和協定に調印した。その理由がわからず、ロシア皇帝は驚喜し、トルコ戦線にいた五万の兵力を北方に移動させた。
    9月30日 炎上したモスクワを前に、追い討ちをかけるかのように
    モスクワの西方640キロの地点にトルコ戦線から戻ってきた五万のロシア軍が現れ、フランス軍の補給線を遮断してベレジナ河の西岸に陣地を整え彼らの帰りを待ち構えていたのだった。

    こうしてエイメは仲良しジョセフーヌのためにナポレオンに復讐をした。
    エイメが歴史上に果たした大きな役割を証明する資料は、フランス、ロシア、トルコのいずれの国からも発見されてはいない。


    [No.638] きみもなれる算数パズル・チャンピオン 投稿者:男爵  投稿日:2011/12/18(Sun) 07:36
    [関連記事URL:http://http:

    > 秋山仁先生のたのしい算数教室7

    むかしアラビアで
    17頭のラクダをもっている男が
    3人の子どもに次のような遺言を残して死んだ。
    「17頭のラクダを、長男は1/2、次男は1/3、そして三男は1/9
    になるようにわけなさい」

    さあ、兄弟は困った。17という数は、2でも3でも9でも割りきれない。

    そこで、賢いお坊さんに相談した。
    お坊さんは、彼らに自分のラクダ1頭をさしだしてこう言った。
    「これを連れて行きなさい。そうすれば18頭になるじゃろう。
    遺言どおりにわけるんじゃぞ」

    長男 18*(1/2)=9
    次男 18*(1/3)=6
    三男 18*(1/9)=2
             合計17頭

    あまった1頭のラクダを
    兄弟はお坊さんに返した。
        めでたしめでたし。

      ○   ●   ○

    なんだか変だぞ

     ある女の人が、デパートの宝石売り場で
    5万円の指輪を買った。
     次の日、やっぱり10万円のほうがいいと思い
    指輪を返し、10万円の指輪とかえてもらった。
     そのまま、帰ろうとするので、デパートの店員は、あわててこう言った。
    「もしもし、あと5万円いただかなければ...」
     そしたら女の人は
    「なに言ってんのよ。きのう、5万円わたしたでしょう。
    それに今、5万円の指輪を渡したのだから
    合計10万円はらったことになるでしょう!」
      どこがおかしいのだろう?


    [No.637] Re: 「ピノッキオ」は児童書ではない! 投稿者:   投稿日:2011/12/18(Sun) 00:03
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    > たしかに
    > (海の怪物)おそろしくでっかいフカでした。
    >
    > ピノッキオは人のよいマグロと一緒に飲み込まれます。
    > フカの中で父親のジェッペットじいさんに会います。
    >   (父親はフカの腹に入ってもう2年になるという)
    >
    > フカは年寄りなので、口をあけたままでねる。
    > そこで、フカが山ネズミのように眠っているときに
    > ピノッキオは父親のジェッペットじいさんと一緒に堂々とフカの口から外に出ます。
    >
    > ところが、突然フカがくしゃみをしたので、ピノッキオとジェッペットじいさんは
    > フカのお腹に逆戻り。

    (10年ほど前に亡くなった)杉浦民平さんの訳ではフカとなっているようですが、岩波文庫(昭和31年発行)に収められた柏熊さんのでは、さめ、最新の大岡訳(平成15年刊)ではサメ、伊和辞典でpescecaneは(魚)サメ、ですから、サメでもいいのでは。

     広辞苑でふか、を引くと、サメ類の関西での地方名、とあります。一方、さめ、を引くと、軟骨魚綱板鰓類で、エイ目以外のものの総称、とあります。


    [No.636] Re: 豆本 投稿者:   投稿日:2011/12/17(Sat) 23:11
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      さんらく亭 さん、

    > > 「洋酒天国」はB5版の月刊、これも全52冊揃っています
     
    > 今あらためて見てみると執筆者が凄いです(^_-)/
    >
    > 1号:吉田健一、中谷宇吉郎、春山行夫、福島慶子、横山隆一、小夜福子、木村伊兵衛
    > 2号:大宅壮一、北原武夫、鈴木信太郎、谷桃子、秋山庄太郎、伊勢正義、佐藤美子
    > 3号:薩摩治郎八、早川雪州、今日出海、双葉十三郎、鴨居洋子、水の江滝子
    >
    > これをトリスバーでロハで手に入れたんだから結構な時代でした(^-^)

     サントリーバーでなく、トリスバーでしたか。今さっき、辻勲、草野心平、石津謙介を見つけました。洋酒天国編集部や、洋酒マメ天国編集部などと書いてあるのは、実際にはだれが書いたんでしょうねえ。


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