子供の頃に読んだ本で思い出すのは いただいた本で題名は忘れてしまいましたが 二反長 半(にたんおさ なかば)の物語です。 「じぶんだけならよかろうと、そうしたからでありました」 という言葉だけ覚えています。 ある人が村を去る時、村人がその人に世話になったことを感謝して みんなで一杯ずつ家から酒を持ち寄って、用意したカメに入れて、その人にプレゼントしたわけです。 さて、みんなに見送られて、なんとか夜に宿に着いたとき、みんなから送られた その酒を飲んでみようと思って、そのカメを出して、一口飲んだところ、水だったのでした。 「じぶんだけならよかろうと」ほかの人がお酒を入れると思って、水を入れたら 実はみんな同じことを考えていたということなのでしょう。
ほかに覚えているのは 少年雑誌に出ていた物語とか伝記です。 ああ無情 べートーベンの生涯
中学生の時に読んだのは トムソーヤの冒険 若草物語 失われた世界
どういうものか 漫画は読みやすいのに 物語や小説はなかなか読みたい気持ちがわかず 苦労して一冊の本を読み終えたものでした。
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