[No.404]
Re: 何とも変わった文体
投稿者:男爵
投稿日:2011/12/04(Sun) 05:57
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唐辛子 紋次郎さん
> いま読んでいる吉田健一のエッセーは、なんともつかみどころのない、変わった文体で書かれている。
> このひとの、たとえば「英国について」などはまともな文体で、なんら抵抗なく読める。だが、この「随筆酒に飲まれた頭」は…。
> もっとも、表題が表題だといわれれば一言もないが。
> 注意;この本は旧仮名遣いや、旧字体で書かれているので、読み通すには、それなりの覚悟がいる。(*^_^*)なお、この健一さんは、蛇足ながら、あの吉田茂さんの息子である。
吉田 健一 1912年(明治45年)- 1977年(昭和52年)
英文学の翻訳家、評論家、小説家です。
父は吉田茂、母・雪子は牧野伸顕(内大臣)の娘で、大久保利通の曾孫にあたる。
ケンブリッジ大学中退。
父親の圧力にたえて、しぶい味を出していた評論家
その独特のエッセイは玄人好みとみました。