[No.512]
遠藤実
投稿者:男爵
投稿日:2011/12/10(Sat) 15:07
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遠藤実
日本図書センター
ラジオ深夜便で遠藤実の作曲した曲を放送していたので...
遠藤実が東京で流しをしていた頃は貧しかった。
三鷹の定食屋で一番安い定食をいつも食べていた。
かつ丼や親子丼は食べたくても、とても手が出ない。
あるとき、彼は注文していないかつ丼が目の前に置かれる。
それは女店員のおごりだった。のちに妻になる節子の好意だった。
昭和27年 妻と二人で貧しい長屋で辛抱しながら作曲した「お月さん今晩わ」がヒットする。
昭和51年 同棲してから26年たってようやく結婚式をあげる。
昭和38年 舟木一夫の「高校三年生」が大ヒットする。
強引に弟子入りした千昌夫はB面の「星影のワルツ」を足で歩き回って有線放送に売り込んでいたのだ。
「夢追い酒」と「北国の春」は発売後1年たって売れ出した。
姉さん女房は一緒に暮らして間もなく妊娠したが親子三人で生活する余裕がなく中絶してしてしまった。
それから妻に子どもは生まれなかった。
彼は糟糠の妻を一生大切にする。
弟子の千昌夫は子どもの生まない妻と離婚して多額の慰謝料を払った(そのあとバブル崩壊で大きな借金をしたから、よいときに離婚したのかもしれない)。